小池代表あっさり“続投”のワケ・・・

日刊ゲンダイDIGITAL

【転載開始】

■希望議員は「八方塞がり」 小池代表あっさり“続投”のワケ

 2017年10月26日


 小池代表にはまったドングリたちは、

どこまで手玉に取られれば気が済むのか。


 25日、東京都知事の小池百合子代表率いる

「希望の党」が初の両院議員懇談会を衆院議員

会館で開催。

小池代表の「排除発言」によって前民進党議員が

大量落選した責任をめぐり、大荒れになるとみられ

ていたが、終わってみれば小池代表はアッサリと

代表続投を宣言。

懇談会後も「励ましの言葉を頂いた」と余裕

シャクシャクだったからどうかしている。


 「多くの有為な人材を失ったことは残念至極だ。

責任を負わなければならない」「私の言動によって、

同志の皆さまには大変ご苦労をかけた。心ならずも

多くの方々を傷つけてしまった」


 マスコミに公開された懇談会の冒頭、

小池代表はこう挨拶したが、その後は約3時間に

わたって報道陣を完全にシャットアウト。

確か小池代表は「密室政治ではないオープンな議論」

を掲げていたはずだが、二枚舌にもホドがあるだろう。


■比例当選の大半は「ゾンビ議員」


 それにしても、情けないのは希望の議員たちだ。

小池代表は「(排除の)言葉が独り歩きした」とか

言い訳していたが、結果的にこの発言が大惨敗を

招いたのは動かしようがない事実だ。

金タマがぶら下がった政治家であれば、

「ふざけんな。おまえ、代表を辞めろ!」と迫るのが

スジだろう。

実際、旧民主党時代には小沢一郎氏や鳩山由紀夫氏を

そうやって叩き、追い出してきたではないか。


 ところが今回は「小池代表に辞任を迫ったのは

4~5人ぐらい」(出席議員)というから呆れるばかりだ。

その理由を民進党関係者が明かす。


 「そりゃあそうですよ。今度の衆院選で当選した50人の

うち、32人は比例当選。つまり、大半は『小池』の看板で

辛うじて当選したゾンビ議員です。国会法では、比例代表

で当選した議員が選挙で競合した政党や政治団体に移る

ことを原則、禁じていますから、仮にどんなに立憲民主党

に行きたくても動けない。良くも悪くも、ここで『小池』の看板

を失ったら、希望はさらにグダグダになるから、『クソダヌキ』

と言いたくても言えない。つまり、八方塞がりなのです。

小池さんだって、それを十分承知しているから余裕なのです」


 なるほど、どうりで東京15区で出馬し、

ギリギリの比例復活を果たした柿沢未途が懇談会後の

囲み取材で「分裂を念頭に発言した人はいない」

「(小池代表の説明を)みんなほぼ納得したと思う」

「(党の)平均年齢は49歳。

小池さんが一歩引いて見守っていただくということで

やりがいがある」なんて変なテンションで強がっていた

はずだ。


 「小池さんは懇談会で、『国政は国会議員に委ねたい。

人事は(国会議員の)皆さま方で話してほしい』と発言した

ようですが、最終的な人事の任命権は代表が持っている

わけで、小池さんが気に食わないと思えば簡単に『リセット』

できる。この期に及んでもまだ、小池さんの発言に納得して

いる議員が本当にいるとすれば救い難いと思います」

(前出の民進党関係者)


 もはや希望の議員は“ハーメルンの笛吹き”となった

小池代表に引きずられる子供と同じだ。


【転載終了】

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 今回は比例で復活しても、小池氏の本性が知られた

次はどうでしょうかね?


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