オミクロン株は「ワクチン4回接種」でも防げない!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■オミクロン株は「ワクチン4回接種」

 でも防げない!

  イスラエルの研究で判明、3回目どうする

 公開日:2022/01/20


 やっぱりオミクロンには、ワクチンの

効果は薄いのか。

今や感染者の半数近くがブレークスルー

感染だ。

沖縄では、3回目の接種を完了した人も

感染している。


 イスラエルで実施された研究によると、

何と4回接種しても感染を予防できない

という。

抗体は増えるものの、4回接種後も感染

した例が報告されている。


 現在、イスラエルでは、60歳以上の

高齢者や医療関係者を対象に4回目接種

を進め、これまでに50万人以上が4回目

の接種を終えている。


 研究は、イスラエル最大級の医療機関

シェバ・メディカルセンターで行われた。

ワクチンを4回接種した医療関係者154人

について、接種から2週間後の抗体レベル

などを調べた。

3回目接種の後よりもわずかに抗体は上昇

したが、オミクロン株に対しては

「部分的な防御」しかもたらさなかった

という。


 主任研究員は、リスクの高い人への

4回目接種は支持するが、対象を全国民に

広げることには慎重な姿勢を見せている。


 これから日本は3回目の接種をスタート

するが、あまり予防効果は期待しない方が

いいのか。


 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏

(内科医)はこう言う。

「現在、使われているワクチンがオミクロン

株に対して効果が低いのは、すでに分かって

いたことです。やはり、オミクロン株に対応

する新しいワクチンを打った方がいいでしょ

う。すでにファイザーは、オミクロン株に

対応した新しいワクチンの生産を開始し、

3月にも提供する予定です。恐らくイスラエル

は、すぐに新しいワクチンの接種を始めるは

ずです。いずれ新型コロナのワクチンも、

インフルエンザワクチンのように型に合わせ

て打つようになると思います。mRNAワクチ

ンは、変異に応じた新製品を容易に開発でき

るメリットがある。でも、日本に新しいワク

チンが入ってくるのは、まだまだ先でしょう。

何しろ既存のワクチンの入手も難しい状態で

す。でも、たとえ効果が低くても、打たない

よりは打った方がいいい。3回目の接種を進め

るべきでしょう」


 一体、岸田政権のワクチン対応は、先進国

に比べて何周遅れているのか。


【転載終了】

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 ファイザーはオミクロン株などに対応

したワクチンを生産しており、3月にも

提供できるという。

モデルナは近く治験を始め、秋には準備

できるとしている。


 一応、厚労省は「契約では新たな変異

株に対応したワクチンの供給を受けられ

るようにはなっています。ただ、製薬会

社の都合もあり、その時にならないと

どうなるかは分からない」(予防接種室)

と回答しています。


 あまり、年内の調達は期待出来ないか

も知れないですね。


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