無料PCRに希望者殺到で“検査難民”続出!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■無料PCRに希望者殺到で“検査難民”

 続出!

 体制拡充しなかった岸田政権の怠慢

 大罪

 公開日:2022/01/25


 オミクロン株が猛威を振るい、感染者が

激増。

危惧された通り、PCR検査を受けられない

“検査難民”が続出している。

現在、無料検査を受けられる施設が増えて

いるが、希望者が殺到し、検査キットも

足りなくなっている。

首相に就任してから3カ月間、検査体制の

拡充を進めず、安穏としていた岸田政権

の罪は重い。


 ◇  ◇  ◇


 オミクロン株拡大を受け、現在、症状が

ない人でも無料でPCR検査や抗原検査を

受けられる施設が47都道府県に広がって

いる。

都内では269カ所で実施されているが、

予約できないケースが続出。


 「民間検査センターでPCRを受けようと

したが、予約が数日後まで埋まっていた」

(都内在住の女性)という状況だ。

行列ができている検査センターもある。


 PCR検査とは違って、30分程度で結果が

分かる抗原検査キットに至っては、在庫不足

に陥っている。

「あるドラッグストアでは、午前中に当日分

の検査キットがなくなり、受け付けてもらえ

なかった」(同)という。


 日刊ゲンダイの記者が都内の複数の

ドラッグストアを回ると、〈検査キットが

ないため、本日は受け付けしておりません〉

と貼り紙している店舗もあった。


 「無料検査の実施で、検査を受けたい人が

各地で殺到。それほど、周囲で感染者が増え

ているということでしょう。需要が一気に

拡大し、事業者間で検査キットの取り合い

合戦が始まっている状態です」(業界関係者)


 日本全国の検査キット製造各社の在庫は

19日時点で計600万回分あったが、注文が

殺到し、わずか数日で半数以上が出荷された

という。

在庫枯渇を受け、岸田首相は24日、慌てて

1日80万回分の増産要請を各社に出すありさ

まだ。


■「陽性か否か確定できなければ治療に進め

 ない」


 そもそも、日本の検査体制は、海外と比べ

ても圧倒的に劣っている。

米国のバイデン大統領は今月初旬、10億回分

の検査キットの無料配布を打ち出している。

フランスは2020年の時点で既に、薬局など

で無料検査を受けられる体制を構築済みだ。


 感染状況が落ち着いていた昨秋、岸田政権

がタカをくくっていた結果、万全の体制を

つくれず“検査難民”が続出している格好だ。


 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏

(内科医)はこう言う。

「そもそも日本は、海外に比べ検査数が少なす

ぎます。OECD加盟国の人口1000人当たりの

検査数を見ると、英国の約20件、米国の6件に

対し、日本はたったの1件。マレーシアやインド

よりも少ない状態です。いわゆる厚労省の“感染

症ムラ”が、基礎的なデータを独占するため

『頻回検査』を否定したことが大きな原因です。

専門家は『検査を増やすと医療崩壊を招く』と

言って検査抑制を掲げてきましたが、あまりに

も患者目線からかけ離れている。現場の医者は、

患者が陽性か否か確定できなければ、経口薬の

処方といった本格的な治療に入ることができま

せん。政府はこの2年間、一体何をやっていた

のか」


 岸田首相は今ごろになって検査キット確保に

シャカリキだが、果たして間に合うのか。


【転載終了】

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 先進国のなかで、日本が医療混乱して

ますね。


 個人的にも、昨年末に肺炎を罹患して、

薬の処方もなく、半月でほぼ自然治癒。


 肺炎を起こしているのに、医療センター

予約が6日後ってどういうこと?って

思いましたね。

この国はどうなってるんでしょうか。

後進国並みの対応ですよね。


 一番腹が立ったのが、喘息で診察して

もらったことがある医院で「コロナの問診」

もなくPCR検査するので午後に来てくだ

さいと帰されたことです。

挙げ句、午後に行こうとしたら電話が

きて、身内に重症者が出たので他の病院

に行ってくださいと言われたことです。


 結局、他の病院の予約が次日になって

しまい、呼吸器科の医師も不在で薬も出ず、

前述のように医療センター呼吸器科の

検査をするときには、ほぼ完治という

お粗末さ。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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