新型コロナ「みなし陽性」は棄民政策の極み!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■新型コロナ「みなし陽性」は棄民政策

 の極み!

  全責任放棄の岸田政権に医師から次々

 と悲鳴が

 公開日:2022/01/29


 新型コロナウイルス第6波の急拡大に

なす術ナシの岸田政権が打ち出した

「検査なしで陽性診断」が波紋を広げ

まくっている。

検査キット不足を棚上げし、ただでさえ

混乱を極めている医療現場に全責任を

押し付けているからだ。

医師らは「そんなことできない!」と

非難ゴウゴウ。

国民の不安も高まる一方だが、大阪府は

早速、「みなし陽性」の導入を発表。

棄民政策が加速している。


  ◇   ◇   ◇


 〈私は 検査せずに症状だけで、診断

する技術も能力も超能力も持ち合わせて

いません。私の仲間 友人 同門の医師

たちも同じ意見です。とりあえず十分な

検査体制拡充を 繰り返し、政府にお願

いする〉


 医師を名乗る人物がこうツイートすると、

半日で5000超の「いいね」がついた。


 厚労省は自治体に「新型コロナウイルス

感染症の感染急拡大時の外来診療の対応に

ついて」(24日付)を事務連絡。

外来や検査が混雑している場合は、

「40歳未満」「基礎疾患なし」「ワクチン

2回接種済み」の低リスクの人は抗原定性

キットなどで自主検査し、陽性確認して

からの受診を呼びかけるよう求めた。


 医療機関で再検査なしに医師の判断で

陽性を確定診断できるともしている。

同居家族の感染による濃厚接触者について

も、検査なしで陽性診断は可能だ。


■大阪府は前のめり


 精神科医の香山リカ氏も〈私にはムリ〉

とツイートし、〈これ、医者が問診だけ

などから「コロナ/コロナではない」と

判断し、その後、診断が違ってたとなった

場合、どこに責めが帰されるのでしょうか

ね・・・〉と疑問を投げかけている。


 一方、大阪の吉村知事は「みなし陽性」

に前のめり。

発熱などの症状が出た濃厚接触者について

は、医師が検査なしで感染を判断できる

ようにするという。

現実にそんなことが可能なのか。


 医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏

(内科医)はこう言う。

「無理ですよ。オミクロン株による症状は

風邪と区別をつけるのが難しい。この時期

は花粉症などのアレルギー性鼻炎に悩む

患者さんも多いですから、なおさらです。

今週診察した患者の中に検査で陽性が判明

した方がいたのですが、同居する高齢の

父親の身を非常に案じていました」


 濃厚接触者となった父親の検査は、翌日

にならないと実施できなかった。

患者が帰宅して一晩過ごすことで感染して

しまう可能性がある。

そこで、上氏は父親をホテルなどに隔離す

るよう助言。

翌日の検査で父親も陽性が確認されれば

自宅に連れ戻し、陰性の場合は当面隔離

することになった。


 「診断はステップを踏んでするもので、

検査なしで確定診断するのは乱暴です。

経口薬投与の判断にも影響が出てしまう。

そもそも、問題の根底にあるのは検査

キットの逼迫です。薬剤師の指導が必要

な薬局でのキット販売をやめ、厚労省が

承認したキットのネット販売に切り替え、

判定結果を確定と認めたほうがいい」

(上昌広氏)


 ちなみに、「みなし陽性」でもいわゆる

コロナ保険の給付金は受けられるのか。

「コロナminiサポほけん」を展開する

第一生命は、「従来通り、医師の診断で

陽性が確定した場合は支払い対象になり

ます」(広報課)とのこと。


 自分の身は自分で守るしかない。

2年間、この繰り返しだ。 


【転載終了】

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 選挙の時には国民は忘れてしまうの

でしょうね。


 「日本国民は忘れっぽい」と海外紙

によく書かれますね。

政権与党の悪政を選挙になると、日本

国民は忘れてしまい、政権与党に投票

してしまう、と言う意味です。


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