安倍氏&高市氏に屈し「佐渡金山」世界遺産推薦日本が払わされる“代償”を・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■安倍氏&高市氏に屈し「佐渡金山」

 世界遺産推薦

 日本が払わされる“代償”を元外交官

 が危惧

 公開日:2022/02/02


 何が「冷静かつ丁寧な議論」だ。

政府は1日、世界文化遺産登録を目指す

「佐渡島の金山」(新潟県)の推薦書

を国連教育科学文化機関(ユネスコ)

に提出。

反発を強める韓国を念頭に、新たに設置

した省庁横断のタスクフォースを通じて

国際的な理解を得るつもりだが、実は先

に解決すべき“宿題”が残ったままである。


 佐渡金山を巡っては昨年12月、

国の文化審議会が推薦候補に選定。

当初は、外務省を中心に韓国の反発が

強い中での申請に消極的だったが、

自民党内の保守派が「論戦を避けるという

形で登録を申請しないのは間違っている」

(安倍元首相)、「日本国の名誉にかか

わる問題」(高市政調会長)などと猛反発。

申請に慎重だった岸田首相は方針を一転さ

せた。


 政府・与党は「国際社会に対し、丁寧で

説得力のある説明を行っていきたい」

(茂木幹事長)と意気込んでいるが、

まるでアテにならない。

そもそも、国際社会との「約束」を守って

いないからだ。


■2015年軍艦島登録時の「約束」不履行


 2015年に「軍艦島」(長崎県)が

「明治日本の産業革命遺産」のひとつと

して世界遺産に登録された際、日本政府

は朝鮮人強制労働を含む「犠牲者を記憶

にとどめる措置をとる」と明言し、20年

に産業遺産情報センターを設置。

徴用工への差別について「聞いたことが

ない」との証言を紹介したため、昨年に

ユネスコの世界遺産委員会は徴用工に

関する説明が不十分だとして、全会一致

で「強い遺憾を示す」決議を突き付けた。


 ところが、政府は「誠実に履行してい

る」と決議に反論。

ずっと突っぱねているのだ。


 元外交官で平和外交研究所代表の

美根慶樹氏がこう言う。

「佐渡金山が国際的な議論の俎上に載る

上で、軍艦島の例は避けて通れません。

『韓国が反対している』との報道が目に

付きますが、問題の本質は日本が国際

社会との約束を履行できていないことな

のです。要するに、世界遺産委の期待に

こたえられていない。従って、佐渡金山

の登録を巡っても、軍艦島と同様の問題

にぶつかるでしょう。国際社会の意思を

無視し続ける姿勢は、日本の汚点になり

かねません」


 世界遺産委による登録審査は来年夏

ごろ。

約束反故の一方で岸田政権は「冷静かつ

丁寧な議論」を訴える。

このチグハグ対応のせいで、国益どころ

か「国際社会の冷たい視線」という代償

を支払うことになるんじゃないか。


【転載終了】

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 また安部か!

という感じですね。


 本当に、国益を考えた政治をやって

いるのかはなはだ疑問です。


 こんな人物が二度も総理をやってい

たことは、日本の恥にもなりかねませ

んね。


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