今の日本には2種類の「元首相」が存在している

永田町の裏を読む


【転載開始】


■今の日本には2種類の「元首相」が

 存在している

 公開日:2022/02/03


 小泉純一郎ら日本の首相経験者5人が

打ちそろって、欧州連合(EU)の

原発投資推進の方針を「亡国の政策だ」

と批判し撤回を求める連名の書簡を

送ったのは、快挙である。


 日本自体がまだ脱原発に踏み切れて

いない中、安倍晋三元首相とそれを操る

原子力利権ムラには、欧州のそうした

風潮に乗じて日本でも原発再稼働を

急ごうという策謀が渦巻いている。


 そういう時に、3.11福島第1原発事故

を引き起こした当事者である日本から、

元首相らが党派を超えて共に声を上げる

ことは、内外にまたがるこの問題を

めぐる座標軸を立て直すという大事な

意味合いがある。

出来れば、ドイツのメルケル前首相にも

「私も5人に賛成だ」と声を発してもらい

たいものだと思う。


 これと同じような発想で、今年秋に

「日中国交樹立50年」の大きな節目が

やってくるのを機会に、両国関係を正常

な状態に戻そうという共同アピールを

発してもらおうという案も関係者の

間にあると聞く。


 原発の場合は、小泉のほかは細川護熙、

村山富市、鳩山由紀夫、菅直人だが、

日中となるとこれに福田康夫も加わらな

ければおかしい。

反対に、こうしたリベラル寄りの動きに

絶対に入ってこないのは、安倍はもちろん

として、その盟友である麻生太郎、追随者

の菅義偉と、もう一人は野田佳彦。

振り返っていただければ明らかなように、

3.11の後に最初に原発再稼働に踏み切った

のは野田だし、尖閣国有化の愚挙で

日中関係を破滅させたのも野田で、

とうていこちら側には来られない。


 それどころか、本欄16年9月22日付で

書いたように、集団的自衛権解禁、

武器禁輸3原則見直し、TPP参加、消費増税

など安倍政権になって起きた悪いことの

全ては野田が露払いを務めた。


 こうして、今の日本には大まかに

「2種類の元首相」がいるのである。


【転載終了】

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 基本、野田氏が総理という重責に

着いたことも不自然でしたね。

安倍晋三然り。


 多分、アメポチだからでしょう。


 日本は、基本的に戦争が出来ない

国です。

こんな小国に原発が全国に52基超も

ある国は何処にもありません。

それ程危険な設備です。


 数基の原発を破壊されたら日本に

人は住めませんから。


 人道上、原発を破壊できるかと

いう問題もありますが、誤爆という

こともあり得ます。


LC=相棒's のじじ~放談!

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