岸田首相「ワクチン1日100万回」は口だけ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■岸田首相
「ワクチン1日100万回」は口だけ・・・
菅前首相をはるかにしのぐポンコツぶり
公開日:2022/02/08
「1日100万回」──。
3回目のワクチン接種が遅々として進ま
ない中、岸田首相が突如ブチ上げた
「目標」が波紋を広げている。
菅前首相が昨年、掲げた目標と全く一緒な
だけに、永田町では「パクリか」なんて
声も上がる。
しかし、岸田首相の目標は“ポンコツ”と
揶揄された前首相と比べても甘々だ。
菅氏以下のポンコツ岸田首相に、
3回目ワクチンの早期接種はとても無理
そうだ。
◇ ◇ ◇
「できる限り2月の早い時期に」
7日の衆院予算委員会で野党議員に
「1日100万回接種に達するのはいつか」と
問われた岸田首相は、壊れたラジオのよう
に同じ言葉を繰り返した。
「100万回」の達成可能な時期が曖昧な
うえ、いつまでに重症化リスクの高い
高齢者接種を完了させるのか、その「期限」
もハッキリしない。
政府は今月末までに医療従事者や高齢者
など対象者約3746万人の接種を目指すが、
7日時点での実績はわずか約746万人。
差し引くと3000万人も残っている。
仮に、8日から「1日100万回」を達成
できたとしても、今月中に2100万回分しか
接種は進まず、3746万人には遠く及ばない
のだ。
野党に「2月中に終えられるのか」と追及
されても、
岸田首相は「可能な限り数を積み上げる」と
曖昧な答弁に終始。
2月中の目標達成が絶望的だから、ハッキリ
と「期限」を答えられない。
突然「100万回」の目標を掲げたのも、
目先を変えようとしているだけではないか。
■前任者のポンコツ以下のポンコツ
情けない話だ。
ポンコツの菅前首相でさえ、昨年5月に
「1日100万回」の目標を打ち出した際、
同時に高齢者約3200万人への2回接種を
「7月末に完了させる」と約束していた。
地方交付金の削減をチラつかせて自治体
に接種を急がせたり、供給不足で現場を
大混乱に陥れるなど、やり方は決して褒め
られたものではないが、当時の接種回数は
1日最大170万回まで上昇。
昨年7月末には高齢者の約8割が2回接種を
終えた。
岸田首相はポンコツの足元にすら、まるで
及んでいないのだ。
■河野前担当相は岸田政権でワクチン
行政が後退と指摘
さらに岸田首相のポンコツぶりを浮き彫り
にしたのが、河野前ワクチン担当相の
ツイートだ。
「無能」とヤリ玉に挙がる現職の堀内詔子
担当相について〈いろいろ言う人がいるが〉
とフォローしつつ、岸田政権のワクチン行政
にこう言及した。
〈私の時と比べてワクチンチームの人数が
激減〉〈都道府県とのリエゾン(橋渡し)
チームが解散させられた〉
さらに、〈それじゃ私だって仕事できない
よ〉ともつぶやいた。
要は、岸田政権になってからワクチン行政が
後退したという指摘だ。
特に問題なのは、政府と都道府県の橋渡し
役になるリエゾンチームの解散だ。
7日の予算委で、昨年2月に厚労省内で発足し
たチームは最大52人に拡大したものの、
感染状況が落ち着いた12月に解散したことが
判明した。
岸田首相は常に「最悪を想定」と言う割に
は、危機感が薄過ぎる。
この油断首相には、さすがに自民党内からも
批判が上がっている。
「1月初旬に感染拡大兆候が見えた時点で、
チームを再編成しなかったのは、やはり
危機感が薄いからだろう。菅政権時は“ワク
チン一本足打法”と批判されたが、厚労、
総務など関係省庁が横断的に全国の接種状況
をチェックし、毎日官邸に報告していた。
そこまでやって『1日100万回』を達成でき
た。今さら『1日100万回』なんて遅すぎる。
周囲に『目標を示せ』と言われて、慌てて
出しただけだろう」(中堅議員)
岸田首相も前任者のポンコツと比較され
るのが嫌なら、国民が納得する実績を出し
てみろ。
まずは接種目標「1日200万回」だ。
【転載終了】
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首相だけをポンコツ呼ばわりするのも
少々気の毒な気がします。
確かに、政権与党の閣僚は、誰も官僚
メモがないと答弁できない様な方ばかり
ですが、ワクチン手配を何度もしくじる
官僚もいい加減ポンコツのような気もし
ますがね~!
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