吉村知事は大誤算・・・肝いり臨時医療施設はごっつい不人気
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■吉村知事は大誤算・・・肝いり臨時医療施設
はごっつい不人気 稼働800床で利用者
たった3人
公開日:2022/02/16
重症病床使用率が緊急事態宣言の
要請基準(40%)に近づき、
医療が逼迫する大阪府。
その一方で、吉村知事肝いりの
臨時医療施設「大阪コロナ大規模医療・
療養センター」は想定外の不人気ぶりだ。
■事業総予算は84億円!
国内最大全1000床のうち、先月末から
40歳未満で軽症患者用の800床が稼働中
だが、これまでの累計利用者はたった3人。
事業の総予算は約84億円、1カ月あたり
の運用コストは最大2億4000万円も
かかるのに、これでは無用の長物となり
かねない。
昨年の「第4、5波」で入院できずに
自宅療養者が死亡した事例が相次いだの
を受け、吉村知事が「大阪で野戦病院を
つくる」と表明したのは同年8月末のこと。
10月に大阪市住之江区の国際展示場
「インテックス大阪」に臨時医療施設が
整備されると、吉村知事は早速、現地を
視察し、ベッドの寝心地を確認。
「快適に過ごせる。自宅で不安に過ごす
より安心感がある」と例のドヤ顔で
アピールしたが、寂しい現状では
だだっ広い空間でポツンと過ごす入所者
はさぞかし不安を募らせているのではな
いか。
交通の便は良くない立地だが、
入所希望者には府が搬送専用のタクシー
を手配する。
パーティションで区切られた個室のほか、
幼い子供と一緒に過ごせる家族向けの
部屋も用意。
全室にテレビと冷蔵庫を完備し、共用部
には洗濯機や畳敷きのくつろぎスペース
もある。
食事は3食分の弁当が提供され、シャワー
やトイレは共用だ。
■なぜ誰も寄り付かない?
医療従事者も決して不足していない。
現在は計27人の看護師が交代制で日勤
10人、夜勤4人が常駐。
常勤医師は1人で、24時間のオンライン
診療にも応じる。
手厚いサポートが期待できそうだが、
なぜ誰も寄り付かないのか。
府の見解はこうだ。
「まだ府内の宿泊療養施設に空きが
あり、若い軽症患者はホテル療養を希望
する傾向にある。また、オミクロン株は
感染力が非常に強く、家庭内で1人が
感染すると、療養施設に移る前に他の
家族がほぼ全員、感染してしまう。この
ケースだと大体、皆さんが自宅療養を
選ぶ。デルタ株による感染拡大状況と
の違いから、想定より利用者は少ない
のが現状です」
(危機管理室災害対策課)
残る中等症患者用の200床は15日にも
稼働、年齢不問で高齢者も受け入れる。
肝いり施設の不発に吉村知事は
「何らかの受け皿として活用する」と、
まだイキっているが、ごっつい不人気は
解消されるのか。
【転載終了】
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テレビなどの感染家庭の状況を見る
と大変な状況に思えますが、
何故、「大阪コロナ大規模医療・療養
センター」に行かないのか不思議です
ね。
存在を知らないとか?
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