吉村“ワースト知事”の呆れた開き直り ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■吉村“ワースト知事”の呆れた開き直り
大阪府コロナ死者数が全国最多、
通常病床すでにパンク状態
公開日:2022/02/17
大阪で新型コロナウイルスによる死者が
急増している。
16日の大阪の死者数は全国最多の38人に
上った。
第6波(今年1月以降)で見ても391人と
ダントツ。
人口が1.5倍の東京の179人をはるかに
上回っている。
しかも、すでに軽症中等症病床はパンク
状態。
この先、入院できないコロナ患者が増え、
さらに死者が相次ぐ恐れもある。
なぜ、大阪が最悪の事態に陥っているのか。
◇ ◇ ◇
昨春の第4波の時、大阪では重症病床が満床
になった。
あふれた重症者は軽症中等症病床での治療や
自宅療養を余儀なくされ、死者の激増を招いた。
第6波でも事情は異なるが、すでに医療崩壊
が起きつつある。
オミクロン株は重症化率が低いため、
重症病床はすいているものの、軽症中等症病床
がすでにパンク状態なのだ。
コロナは軽症でも既往症など、他の病気が
重症の患者を含めた実質の重症病床使用率は
40.4%(15日時点)。
一方、軽症中等症病床の使用率は一時、
100%を超え、15日時点でも94.1%とほぼ
入院できない事態が続いている。
府は14日、すべてのコロナ受け入れ病院に
対し、コロナ以外の入院患者がコロナに感染
した場合、自院で治療を行うよう通知を出した。
府がコロナ病床を用意できないからだ。
■救える命が救えない恐れ
各地で軽症の自宅療養者が急変し、亡く
なるケースが起きている。
ましてや、中等症患者は入院の上、治療を
行う必要があるが、大阪では今後難しく
なる可能性が高い。
その結果、入院できない患者があふれ返り、
救える命が救えない事態が起こりかねない
のだ。
なぜ、大阪が第6波の死者数ダントツなの
か。
東京と何が違うのか。
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏は
首をかしげる。
「第6波の死者数が東京179人に対し、大阪
391人は、確かに多いと言える差です。ただ、
残念ながら要因は思いつきません。大阪と東京
でワクチンの接種時期や医療提供体制に差が
あるとは思えない。なぜ、大阪の死者数が突出
して多くなるのかを吉村知事はしっかりと検証
し、次のアクションにつなげる必要があります」
42人の死者が確認された15日、記者から
「死者数が他の都道府県や東京都と比べて
多い理由を分析しているのか」と問われ、
吉村知事はこう開き直った。
「陽性者に対する亡くなった割合を全国で
見てほしい。大阪が群を抜いて多いとの質問
が多いがそうではない。東京はかなり低いが、
大阪はちょうど真ん中ぐらいになっています」
絶対数の多さを“死者率”にすり替えて責任
逃れでは、何の解決策も見いだせない。
大阪は“ワースト知事”でも突出しているよう
だ。
【転載終了】
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このような状況をテレビが報道すると、
維新の横山ひでゆき議員が
“番組が取り上げていた死亡率や保健所
の機能不足は事実だとしながらも、内容
が偏っているとして番組を見直すように
求めるよう“BPOに意見申し入れをして
います。
自分たちに不都合な事は訴えたり、
BPOに申し入れなどする身勝手な党を
府民はどう捉えているのでしょうか?
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