プーチン大統領作成「斬首リスト」の中身・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■プーチン大統領作成「斬首リスト」
の中身・・・第1標的はウクライナ大統領、
実行の可能性は?
公開日:2022/02/27
主権国家としてのウクライナは消えて
しまうのか。
北部、南部、東部から全面侵攻する
ロシア軍の勢いは止まらず、首都キエフ
は陥落寸前だ。
ロシア政府が作成中の「処刑リスト」
には目障りな存在がズラリと並んでいる
という。
ウクライナ政権の転覆に狙いを定めた
プーチン大統領は、ゼレンスキー大統領
の首を取りにいくのか。
ウクライナ情勢は重大局面に差し
掛かっている。
◇ ◇ ◇
ロシアによる侵攻から2日目を迎えた
25日、ゼレンスキー大統領は2時間に
1回のペースでビデオメッセージを発信。
戦況を逐一説明し、国民に結束を呼び
掛けた。
その一方、「敵は私を第1の標的に定め
た」「私の家族は第2の標的だ。国家
元首を失脚させることでウクライナを
政治的に壊滅させるつもりだ」と強調。
「斬首作戦」のターゲットであると明言
しつつも、「私は首都にとどまる。家族
もウクライナにいる」と訴え、徹底抗戦
の姿勢だった。
プーチン大統領が親欧米の
ゼレンスキー大統領を狙っているのは
間違いないだろう。
やたらとインテリジェンス(機密情報)
を公開している米国のブリンケン国務長官
も、「プーチン大統領がウクライナの
政権転覆を図っていると確信している」
と認めている。問題はやり方だ。
出し抜けに亡命したアフガニスタンの
ガニ大統領のように、ゼレンスキー大統領
を追い詰めるのか。
あるいは、手をかけるのか。
■ジャーナリストやLGBTQも
米メディアによると、バイデン政権は
ロシア政府が作成中の「ウクライナ人
処刑リスト」を入手。
対象は反ロシア的人物が中心で、侵攻によ
る混乱のドサクサに紛れ、処刑あるいは
強制収容所送りにする計画だ。
ロシアやベラルーシからの亡命者、
ジャーナリスト、反腐敗活動家のほか、
少数民族や宗教的マイノリティー、LGBTQ
も含まれるという。
「米国の世論がウクライナ情勢への
積極的な関与を求めていないことなど
から、バイデン大統領は軍事介入に
及び腰ですが、斬首作戦を許せば世界
の秩序はメチャクチャになる。いよい
よ、マズイ局面に入ったとなれば、
状況は大きく動く可能性があります」
(上智大教授の前嶋和弘氏=現代米国政治)
もっとも、ゼレンスキー大統領もシタタカ
だ。
ビデオメッセージで「われわれはひとりで
国を守っている状況だ。世界で最も強力な
国は遠くから傍観している」と
バイデン大統領をあてこすりながら、
プーチン大統領には停戦協議を呼びかけ。
「ロシアは遅かれ早かれ、われわれと協議し
なければならなくなる。どのようにして戦い
を終わらせ、侵攻をやめるかについて話す
必要がある」「協議開始が早ければ早いほど、
ロシアが負う損失は小さくなるだろう」と
主張していた。
終結の落としどころとして、ウクライナ
を非武装中立地帯とする条約を関係国で
締結するというプランも浮上している。
しかし、トンデモない被害を受けている
ウクライナが納得するのか。
混沌とする情勢に出口は見えない。
【転載終了】
*********************
20年以上の権力は「独裁」でし
かないですね。
プーチンは、何れ逮捕されるか、
亡命するしかないのでは?
受け入れる国があるかは不明ですが。
0コメント