維新の「徹底的な改革」で病職員数は半減、保健所などの職員も4分の3に

最大ゆ党 維新躍進のカラクリ


【転載開始】


■(5)維新の「徹底的な改革」で病職員数

 は半減、保健所などの職員も4分の3に

 公開日:2022/03/05


 吉村府知事、松井市長のコロナに対する

初動対応のお粗末さを見るに見かねた

橋下徹氏が、在阪テレビ局の情報番組への

出演を再開し、頼りないツートップへの

猛烈な援護射撃を始めたことはすでに触れ

た。

この時、橋下氏はお得意のツイッターで

自己批判とも開き直りともとれる発信

(2020年4月3日)をすることからはじめ

たのだった。


■橋下徹氏の「自己批判」でウヤムヤ


 〈僕が今更言うのもおかしいところで

すが、大阪府知事時代、大阪市長時代に

徹底的な改革を断行し、有事の今、現場

を疲弊させているところがあると思いま

す。保健所、府立市立病院など。そこは、

お手数をおかけしますが見直しをよろし

くお願いします〉


 〈平時のときの改革の方向性は間違っ

ていたとは思っていません。ただし、

有事の際の切り替えプランを用意してい

なかったことは考えが足りませんでした〉


 すでに触れたように昨年11月の段階で、

大阪府の100万人当たりのコロナ死者数

は全国平均の2.4倍、大阪市にいたって

は3.3倍という異常な事態となっている。

この原因が橋下氏も認めざるを得ないよ

うに、彼らの「徹底的な改革」の断行に

よる医療体制の脆弱化と医療崩壊にあっ

たことは火を見るよりも明らかだ。

「考えが足りませんでした」ですむ話で

はない。

人の命にかかわる問題なのである。


 維新府政、維新市政のもとでの10年

余り、大阪府下の医療機関では徹底的な

リストラの嵐が吹き荒れた。

「官から民へ」のスローガンのもと、

赤字の施設は廃止され、黒字の施設は

民間へと移管。

住吉市民病院の廃止、府立健康科学

センターの廃止、府立公衆衛生研究所と

市立環境科学研究所の統合縮小、

府立病院の予算の大幅削減、千里救命救急

センターや大阪赤十字病院への補助金の

廃止等々。まさに枚挙にいとまなしだ。


 その結果、コロナ患者の受け入れの

先頭に立つべき公務員の医師・看護師など

の病院職員数は、2007年の8785人から

2019年の4360人へと50.4%も削減

(全国平均は6.2%減)され、保健所など

の衛生行政職員も2007年の1万2232人

から2019年の9278人へと4分の3に減ら

された(以上、国公労連・井上伸氏の調査)。

そこにコロナ禍が襲ってきたのである。


 維新の新自由主義的「改革」なるもの

が、大阪の街に何をもたらしたのか。

維新によって、人の命がいかにないがし

ろにされてきたのか。

これらは決して忘れてはならない厳然

たる事実である。

(つづく)


【転載終了】

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 前府職員で「れいわ」の大石議員が

批判していることですね。


 第5波、第6波での感染者の苦難や

自宅療養の死亡者の多さは維新の失政

が原因だという指摘なのでしょう。


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