岸田首相の唐突な「GoTo再開」発言のウラに・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■岸田首相の唐突な「GoTo再開」発言

 のウラに霞が関の予算消化と公明党

 への配慮

 公開日:2022/03/13


 岸田首相が政府の観光支援策

「Go To トラベル」事業について12日、

「適切な時期が来たら迅速に再開でき

るよう準備を進めたい」と表明した。

同事業は2020年末から中断しており、

コロナ禍で疲弊しているホテルなど

宿泊業や観光地にとって励みになる

ことは間違いない。


 しかし、SNSなどでは〈旅行や飲食

を推奨するのはいいとは思うが、特定

の業者だけに税金を投入するのはやめ

た方がいい〉

〈それよりガソリン価格の高騰をなん

とかして欲しい。消費税減税や医療従事

者の支援に税金を回した方がいい〉と

いった声も上がっている。


 11日に東日本大震災から11周年を迎え、

被災地の復興支援のために

「Go To トラベル」事業を再開すると

いうならまだしも、今回の“首相の決断”

には政治的な思惑が見え隠れする。

支出済みを含めて「Go To トラベル」の

事業予算は計2兆6400億円。

21年度に繰り越された残予算1兆5500億円

のうち7200億円は3月末に消化期限を迎え

る。

「せっかく確保した予算は全部使い切りた

い」という霞ヶ関の論理に岸田首相が振り

回されている印象は否めない。


■自公の間に吹いていたすきま風


 もう一つは公明党の存在だ。

夏の参院選での選挙協力をめぐり、

すきま風が吹きつつあった自民党と公明党

は11日、相互推薦することで合意。

自民党は比例代表でも公明党を支援する

ことを決めた。


 「自民党から距離を置き始めた公明党に

自民党が慌てて歩み寄った格好です。その

公明党が昨年の衆院選前から子育て支援の

『10万円給付』と並行して重点政策として

掲げていたのが『新・Go To キャンペーン』。

岸田首相が『Go To トラベル』事業再開を

唐突にぶち上げた背景には、公明党への配慮

もあります」(与党関係者)


 新型コロナウイルスの感染第6波はいまだ

収束せず、10日時点でワクチン


 3回目接種も総人口の3割にとどまって

いる。

しかもウクライナがロシアに攻め込まれて

いるこの時期に、岸田首相の「さあ税金を

使って旅行に行きましょう」という発言に

どれだけの国民が賛同するだろうか。


【転載終了】

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 年々増える予算を無理やり消化しよう

とするため、赤字国債や増税が必要にな

るんですよね。


 毎年2~3月になり、穴掘りが始まる

と、タクシー運転手さんのボヤキが聞こ

えてきますね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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