安倍首相「幼児教育無償化」の真っ赤なウソ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■もはや詐欺…安倍首相「幼児教育無償化」の真っ赤なウソ
2017年11月21日
安倍首相が10月の衆院選直前に、
いきなりブチ上げた「幼児教育の無償化」が
早くも頓挫しつつある。
自民党は衆院選の公約に〈2020年度までに、
3歳から5歳までのすべての子供たちの保育園・
幼稚園の費用を無償化します〉と盛り込み、
選挙中に安倍首相は「保育園や幼稚園の費用は
タダ」など聞こえのいい演説を繰り返した。
ところが、選挙が終わって1カ月も経たないうちに、
政府内で無償化の対象から「認可外」の保育施設を
外す方針が浮上した。
それが報道されると、「そもそも認可保育園に入れなく
て通っている人が多いのに」「さらに認可園を優遇して
どうする」とツイッターなどで子を持つ親たちの怒りが
噴出。
批判の高まりに慌てた自民党内の議論で、
原則全ての認可外施設も対象とする方針に
軌道修正したが、無償化のために支給する
助成金に上限を設けるという新たな「足かせ」を
保護者にはめようとしている。
■票を釣り上げるための“疑似餌”
検討中の上限は月額2万5700円。
認可外の保育料は施設ごとに異なり、
世帯所得に関係なく月額3万~5万円という施設も
ザラにある。
このままだと、無償化の恩恵にあずかれない世帯が
続出しかねない。
つまり安倍首相が選挙で訴えた
「3~5歳児全員の教育無償化」なんて真っ赤なウソ。
20日の衆院代表質問で、立憲民主党の枝野代表は
教育無償化について、「親の年収や施設の種類で
限定や差異をつけるべきではない」と指摘。
安倍首相に無償化に例外がないことなどの確認を
求めたが、安倍首相は「具体的な検討を進めている」
と答えるのみ。「全員無償化」への言及を避けた。
「安倍首相が何ら具体策を詰めず財源の検討もせず、
『無償化を打ち出せば勝てる』と選挙前の思い付きで
公約に掲げたことがよく分かります。“疑似餌”で票を
釣り上げれば、あとは言いっ放し。かすかな望みを
託した有権者がバカを見るのは許せません。バラマキ
の財源があるなら、保育施設の増設や保育士の待遇
改善にも力を入れるべきです」(政治学者・五十嵐仁氏)
イカサマ首相が有権者をペテンにかけるのは、
これで何度目だろうか……。
【転載終了】
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安倍首相の支持する理由「他にいない」44・5%、
不支持の理由「人柄が信用できない」41・8%とダントツ。
おかしな国です。
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