安倍政権「待機児童ゼロ」逃げ腰でママ一斉蜂起へ秒読み・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■安倍政権「待機児童ゼロ」逃げ腰でママ一斉蜂起へ秒読み

  2017年12月1日


 子育て世帯が安倍政権打倒に向けて蜂起する

のは時間の問題だ。

安倍首相は28日の衆院予算委で、衆院選の

公約に掲げた「2020年までに待機児童ゼロ」

について「断定的にゼロになるとはいえない」と

先送りを示唆した。オイオイちょっと待って欲しい。


 4年前、安倍政権は今年度末までに50万人の

受け皿を増やし、「待機児童ゼロ」を達成すると

ブチ上げた。

ところが期限が迫り、誰の目にも不可能と映った

今年6月、「時期を3年先送りする」と発表。

自民党は衆院選の公約で〈2020年度末までに、

32万人分の保育の受け皿を整備する〉と掲げたのだ。

どうやら安倍首相は「(幼児教育の)無償化を強調して

いけば、新たな需要が出てくる」と思っているらしい。


 「自民党は幼児教育無償化も公約に掲げました。

無償化で保育需要がさらに掘り起こされれば、

入所希望者が増え目標達成は難しくなる。そのため

安倍首相は批判を免れるために『ゼロになるとは

いえない』と言い、予防線を張ったつもりでしょう」

(政界関係者)


 ただ、待機児童ゼロについて言えば、今年5月、

野村総研が政府算定の32万人に対し

「追加で88.6万人分の受け皿が必要」と指摘。

さらに4年前、元経産省官僚でNPO社会保障経済

研究所代表の石川和男氏が、潜在的に保育園に

入れない待機児童数は360万人に上ると試算

している。

待機児童解消の受け皿は潜在的に10倍以上

不足しているかもしれず、モリカケ疑惑で肝を

冷やした安倍首相は「早晩バレるウソはサッサと

認めた方がいい」と悟ったのだろう。


■教育無償化も結論先送りのグダグダ


 安倍政権が言い訳にしようとしている

「幼児教育無償化」も、先行き不透明だ。

自民党は〈3歳から5歳までのすべての子供たちの

保育園・幼稚園の費用を無償化します〉と公約に

掲げた。

しかし選挙後、政府内で無償化の対象から「認可外」

の保育施設を外す方針が浮上。

認可保育所の選考に漏れた人たちから「不平等だ」

と反発が広がると、“一部補助”にシフトしようとしたが

結論がまとまらず、結局、来夏に先送りされることが

決まった。


 経済ジャーナリストの荻原博子氏がこう言う。


 「子供が保育園に入れるか、教育無償化が実現する

かは子育て世帯にとって切実な問題です。それを公約で

『やる』と言い、選挙が終わった途端、『やめた』という

のは反則です。子育て世帯の親は一喜一憂させられた

揚げ句、結論を先送りされ、『安倍政権に翻弄された』と

本気で怒っていると思います」


 安倍首相は二言目には「結果を出す」とエラソーに

言うが、待機児童と保育無償化に関しては今のところ

「結果ゼロ」。

待機児童360万人の親たちがいつ蜂起してもおかしくない。


【転載終了】

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 待機児童問題は、早急に解消しないと人口減に

直結しますからね。 


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