米自動車ローン破綻が引き金 日本株暴落サインの見極め方・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■米自動車ローン破綻が引き金 日本株暴落サインの見極め方

  2017年12月8日


 今年最大の下げ幅を記録した。

6日の日経平均株価の終値は、

前日比445円安の2万2177円だった。


 下落の原因は、中東情勢への警戒感だ。

エルサレムをイスラエルの首都と認定する

米トランプ大統領の方針が伝わり、

中東情勢の混乱を懸念する売りが膨らんだ。


 この3カ月で株価が3000円も上昇したことも

あって、市場では「年末2万5000円」と強気の

声が飛んでいたが、実際は“脆弱”な相場だと

バクロした格好だ。

トランプの外交政策ひとつで500円近くも急落

してしまった。


 経済評論家の斎藤満氏が言う。


 「もともと、一時2万3000円を突破した株価は

割高でした。好調な企業業績を反映したものだ、

という解説もありますが、実体経済以上に株価が

上昇していた。株価の時価総額がGDPを超える

と割高だとされているのに、東証1部の時価総額

だけでGDPの120%に達していました」そもそも、

日本の株高は、日銀が年間に6兆円もETFを買う

など“官製相場”によって演出されたものだ。政府

の買い支えによって2000~3000円高くなって

いるという。


 6日の下落でハッキリ分かったのは、何かあれば

一気に株が売られるということだ。いつ日経平均が

急落してもおかしくない。この先、どんなことが株価

暴落の引き金になるのか。


 「不安なのは、アメリカの“オートローン”と“

学生ローン”の破綻です。中古車価格が下落して、

売却してもローンを完済できないケースが増えて

いる。融資している金融機関が、巨額な不良債権

を抱える恐れがあります。アメリカの大学は学費が

高く、卒業までに2000万円近くかかる。卒業しても

奨学金を返済できない学生が続出する恐れも囁か

れています」(斎藤満氏)


 韓国株暴落が、日本株暴落の引き金になる可能性

も指摘されている。

韓国株は年初から25%も上昇し、バブル化している

からだ。

日本株でも10%だから、いつバブルがはじけても

不思議ではない。

もちろん、朝鮮半島で軍事衝突が起きれば、

株価の下落は避けられない。


 外国人投資家は日本株を売り抜けるつもりだ。

個人投資家はババを掴まされないよう、暴落サインを

見逃してダメだ。


【転載終了】

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 そろそろ、安倍官製相場の終焉が近づいているのか?


 五輪後に景気の落ち込みとなれば、日本経済は

二重三重の副作用に苦しむことになるかも?


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