新型コロナ「BA.2」主流の第7波突入へ・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■新型コロナ「BA.2」主流の第7波突入へ・・・
ワクチン3回接種でも「死亡」は防げない?
公開日:2022/04/08
すでに“第7波”に突入した恐れが強い
新型コロナウイルスの感染拡大。
全国の直近1週間の感染者数は、前週と比べ
て1.08倍で、2週続けて前の週を上回ってい
る。
地域別にみると34都道府県で増加していた。
“第6波”の主流ウイルスは、オミクロン株
「BA.1」だったが、“第7波”は感染力が
1.4倍強い「BA.2」が主流になるとみられ
ている。
それだけに、ワクチンの“3回目接種”を
希望している人も多いのではないか。
イスラエルの調査によると、3回接種した人
の死亡率は、2回接種した人に比べて
10分の1だったという。
3月28日現在、全国の3回目の接種率は39%、
高齢者に限ると80%となっている。
ところが、意外な結果が発表されている。
茨城県によると、新型コロナに感染して
3月中に死亡した人は、過去最悪の89人
だった。2月より26人多かった。
■亡くなった人の2割がブースター済みだった
死亡した人の年代別の内訳は、「90歳以上」
25人、「80代」37人、「70代」17人、
「60代以下」10人と、予想通り、高齢者が
大半だった。
「基礎疾患」があった人は72人だった。
意外なのはワクチン接種率だ。
やはり「未接種」が27人と多いが、
「1回」2人、「2回」24人、「3回」17人と、
3回接種しても多くの人が亡くなっているのだ。
ワクチンの3回接種は、感染を防ぐ効果は
低くても、重症化や死亡は減らせると期待され
ているが、実際は3回接種しても、死亡を防ぐ
ことは難しいのだろうか。
昭和大医学部客員教授の二木芳人氏
(臨床感染症学)はこう言う。
「ワクチンを3回接種しても、感染を100%
防ぐことは不可能です。高齢でお亡くなり
になった方の多くは、恐らく、新型コロナ
の感染が直接の死因ではなく、感染をきっか
けに持病が悪化したのが原因だと思います。
高齢者や基礎疾患がある方は、風邪やイン
フルエンザにかかっても、それが引き金に
なって持病が悪化して亡くなるケースは、
ままあります。やはり3回接種には重症化を
防ぐ効果はあると思います。とくに若くて
持病のない人は効果が高い。高齢者や基礎
疾患のある人は、3回目接種をした方がい
いでしょう」
夏には“第8波”が襲ってくる可能性がある。
まだまだ油断は禁物である。
【転載終了】
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第7波が「BA.2」だとすれば、第8波
は、「オミクロンXE」という事になり
ますかね?
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