焦るプーチン大統領がウクライナ首都をミサイル再攻撃か・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■焦るプーチン大統領がウクライナ首都
をミサイル再攻撃か・・・
5.9対独戦勝記念日まで1カ月
公開日:2022/04/10
ロシアによるウクライナ侵攻の「節目」
とされる対独戦勝記念日まで、
9日で残りちょうど1カ月。
ウクライナ東部への猛攻が予想される中、
停戦交渉は暗礁に乗り上げてしまった。
ロシア軍は首都キーウ周辺から完全撤退
したが、予断を許さない状況が続いてい
る。
◇ ◇ ◇
ロシアは今年も例年通り、戦勝記念日
に式典を開く予定だ。
プーチン大統領の演説も行われる見通し。
メモリアルデーまでにドネツクと
ルガンスクの東部2州全域を制圧し、
演説で南部クリミアまで通じる
南東部一帯の掌握を「戦果」として
アピールするとみられる。
実際、英米の情報機関はロシア軍が
キーウ周辺からロシアやベラルーシに撤退
し、補給を済ませて東部へ展開しつつある
と分析している。
英国防省は8日、「(ウクライナ)北部か
らの大規模な再動員には少なくとも1週間
を要する可能性が高い」と指摘。
米シンクタンクの「戦争研究所」(ISW)
も7日、「ロシア軍は数日以内に行うウク
ライナ東部への大規模攻撃に向け、準備を
進めている」との見方を示した。
ロシアのペスコフ大統領報道官も
英スカイニューズ・テレビが7日に報じた
インタビューで、「今後数日のうちに作戦
の目標が達成されるだろう」と東部への
猛攻を示唆。
ドネツク州マリウポリは「陥落間近」とも
いわれている。
州政府は8日、州内の駅にロシア軍の
ミサイル2発が着弾して子供を含む50人が
死亡、98人が負傷したと発表した。
ただ、東部攻略をもって侵攻が終わると
は限らない。
ウクライナ軍参謀本部によると、ロシア軍
は東部を完全制圧した後、キーウ再攻撃に
転じる可能性があるという。
ウクライナ軍高官は「ロシア軍はキーウへ
の2度目の攻撃という目標を諦めていない
公算が大きい」と警戒を強めている。
国際ジャーナリストの春名幹男氏が
こう言う。
「ロシアのラブロフ外相がウクライナ側か
らの停戦合意案を拒否し、停戦交渉が行き
詰まる中、プーチン大統領は主戦論を張っ
ています。しかし、ロシア軍は負傷者が
2万~3万人出ており、キーウ再攻撃どころ
か、東部を制圧できるかどうか。地上部隊
を再投入するというよりも、ロシア領内か
らキーウなどへ執拗にミサイル攻撃を重ね
る可能性があります」
■ロシア国内では食糧難が始まる
ロシアは攻撃を緩める様子も見せず、
停戦合意案もはねつけた。
長期戦を覚悟しているフシはあるが、果た
して思惑通りにいくのか。
米欧などによる対ロ包囲網はジワジワと
狭まっている。
米国は大量虐殺問題を受け、制裁対象に
ロシア最大手の政府系金融機関ズベルバン
クと民間最大手のアルファバンクを追加。
「最も厳しい措置」にあたるカードを
切った。
EU(欧州連合)も追加制裁に動き、8月か
らロシア産石炭を禁輸。
ほかに55億ユーロ(約7400億円)相当に
上る原材料などの輸入や、ハイテク製品
など100億ユーロ相当の輸出も禁じた。
筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)
はこう言う。
「制裁の影響がロシア国民の生活にも表れ
始めています。レシートなどの紙類が不足
しているほか、オリーブオイルやバナナと
いった食料品もなくなってきているようで
す。ロシア人が好むチェコビールやベルギ
ーチョコレート、ウイスキーなどの嗜好品
も入ってきていない。海外企業の撤退によ
り失業者は増える見込みで、戦争が長引け
ば長引くほど、国民の不満は高まっていく
に違いありません。反戦ムードを抑え込み
続けるのは難しいでしょう」
食料難をキッカケにプーチン大統領が
倒されるのか、ウクライナが耐え忍ぶのか
──。タイムリミットは迫っている。
【転載終了】
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前にも書きましたが、共産圏の
特徴は国民が何も知らされていな
いという事ですね。
日本も安倍政権からメディア
コントロールが強まり、共産圏
に近い国になってきています。
何度も言いますが、中国共産党
政治に近い政治は自民党政治で
す。
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