ウクライナ侵攻の早期終結はない米国の目的は・・・

日本外交と政治の正体


【転載開始】


■ウクライナ侵攻の早期終結はない

 米国の目的はロシアを破壊すること

 公開日:2022/04/22


 国家が危機にひんした時、指導者は

何を最優先すべきか。

ウクライナ問題が提示している問題で

ある。

最優先すべきは、国民の命の消耗を

できるだけ少なくすること、国民が

できるだけ正常な生活に戻ることと

思う。


 今のウクライナにその道があるかと

言えば、答えは「ある」だ。


 プーチン大統領が求めている

「ウクライナはNATOに加盟しない」

「東部に『自決権』を与える」に合意

すればいいのである。


 では、プーチンの要求は不合理なの

か。


 キッシンジャー元米国務長官は、

「ウクライナは自由な経済体制を選択す

べきだが、NATOへの拡大は行うべきで

ない」と述べていた。


 このことは「ソ連の封じ込め政策」を

提言した米外交官で政治学者のケナンや、

ソ連崩壊時の駐ソ米国大使マトロックら

もキッシンジャーも同様だ。


 プーチンの要求は国際基準でみると、

決して法外な要求ではなく、ある種の

合理性もある。


 国連憲章は第1条の目的で、民族の

自決権を大原則と掲げている。


 「侵略したロシアと合意したくない」と

いうのは立派な主張である。

しかし、この主張を貫くことは合意の

不成立を意味し、そのことはウクライナの

「戦場」の継続を意味する。

つまり、どちらの「悪」を選択するか、で

ある。


 ただ、ゼレンスキー大統領は和平を求め

ないであろう。

米国が必要な武器を支援している。


 この戦争の実態は「米国の武器」対

「ロシア軍」の戦いで、ロシア軍が米国の

兵器に勝ることはない。

他方、ウクライナ東部のロシア人を守ると

いう名目で戦争したプーチンは絶対に

ウクライナ東部から離脱できない。

かくして、戦争は続く。ウクライナ、ロシア

ともに疲弊する。


 米国の政治作家、ダイアナ・ジョンストン

は3月16日、

「ワシントンにとり、戦争は終わらない

(ForWashington,WarNeverEnds)」と

いう論文を発表。

「米国の目的はウクライナを救うことでは

ない。ロシアを破壊することだ。だがそれ

には時間がかかる。もはや、ロシアは自ら

戦争を終えることはできない。米国はあら

ゆる手段を講じて戦争を継続させる」と

予言していたが、事態は彼女の予言通りに

展開している。


 そして、「米国はあらゆる手段を講じて

戦争を継続させる」という戦略の下に

“踊っている”のがゼレンスキー大統領なの

である。彼を大統領に選んだ国民にその

ツケが重くのしかかっている。


【転載終了】

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 アメリカの戦略にプーチンが乗って

しまったという事でしょう。


 かなり前から米国が工作をして、

実践したのがゼレンスキー大統領とい

う情報はありました。

しかし、どのような理由でも侵攻した

ほうが悪なのでしょう。


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