うつはアフターコロナのほうが増える恐れ・・・

話題の焦点


【転載開始】


■うつはアフターコロナのほうが増える

 恐れ・・・米心理学博士・医学博士が説く

 理由

 公開日:2022/05/15


 3日に俳優の渡辺裕之さんが66歳で、

ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが11日に

61歳で急死・・・衝撃が大きすぎた。


 「2人とも世間のイメージとは裏腹に、

真面目で繊細なタイプです。コロナ禍が

影響したことは間違いないでしょう。

渡辺さんは昨年あたりから、突然ふさぎ

込むなど精神的に不安定な状態だったそ

うです。老年性うつやコロナうつを指摘

する関係者もいますね」(芸能プロ幹部)


 遺族や友人、知人の無念は察して余り

あるが、OECD(経済協力開発機構)の

調査によると、日本のうつ病、うつ状態

の人の割合は2013年が7.9%に対し、

コロナ流行後の20年には17.3%と倍増。

人ごとではないだろう。


 もっとも、3日の東京・浅草の人出は

1年前と比較して3.6倍。

GW中はどこも人でごった返していた。

世間はようやく日常を取り戻しつつある

ようにも見える。


 これでうつも減っていくかと思いきや、

季節の変わり目と同じで、“時代の変わり目”

も危険なんだとか。

米心理学博士で医学博士の鈴木丈織氏は

「むしろアフターコロナの方が、うつが

増える恐れがあります」と、こう続ける。


 「〈やっとコロナから解放されそうだ〉

という世間のムードは、〈自分も新しい

生活様式に合わせなければ〉という心理的

な制約になります。体力も衰え、急激な

環境の変化に対応できない中高年にとって

はなおさらで、必ず無理がたたってうつの

傾向が強まる。周囲を見回すと、すでに

その兆候も感じますね。〈制限のないGW

は3年ぶり〉などとはしゃいで、いきなり

遠出したような躁状態の人ほど、心が疲れ

ていることに気づきにくいので要注意です」


 2年以上の自粛生活に慣れ切っている心と

体に無理は禁物なのだ。


 「たとえば病気で3カ月入院したら、退院

した翌日から日常生活に戻れるわけではない。

入院したのと同じ期間、3カ月ぐらいは精神

的にも肉体的にも“リハビリ”が必要になりま

す。今の生活も2年ぐらいかけ、ゆっくりと

元に戻していく。今まで我慢してきたからと

いって、解放された喜びを一気に爆発させる

と、その反動でうつのリスクが高まるだけで

す」


 世間のムードに無理に合わせる必要なんて

まったくない。

マスクもアルコールスプレーもすぐに手放す

ことはない。

自分のペースで生活し、徐々に変化に慣れて

いく。

アフターコロナうつの一番の“処方箋”だ。


【転載終了】

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 コロナの長期化は、人間の生活に大きな

影響をきたすことになるのでしょう


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