3横綱も崖っぷち 2018年の大相撲・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■3横綱も崖っぷち 2018年の大相撲は
空前の戦国時代に突入 2017年12月30日
2018年は日本人力士の年になる――
角界ではそんな話が飛び交っている。
17年11月場所中に発覚した暴行事件で
横綱日馬富士が引退し、4横綱時代は1年
もたずに終焉。
残りの3横綱も、いまや崖っぷちだ。
鶴竜は17年、皆勤したのが3月場所だけ。
師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)は途中休場した
7月場所後に「次に出る場所で進退をかける」と
話すも、9、11月場所を全休。
こうなると1月場所の休場は許されず、
成績次第では引退だ。
日本人横綱として期待の高かった稀勢の里も、
すっかり凋落した。
3月場所で左腕と左胸を負傷。
以後は相撲に精彩を欠き、もっか4場所連続
休場中だ。
日馬富士による暴行事件の現場にいた白鵬は
1月は無給、2月も給料50%カットの処分を
食らった。
土俵内外の態度にも批判が集まり、
相撲どころではない状況なのだ。
■活気づく若手力士たち
窮地に追い込まれる3横綱とは対照的に、
いよいよ活気づくのが若手力士。
そのトップを走るのが、小結の阿武咲(21)、
平幕の貴景勝(21)、北勝富士(25)だ。
「阿武咲は176センチと小柄ながら、稽古に
取り組む姿勢と根性はもちろん、高い潜在能力
は誰しも認めている。貴景勝も173センチと
小兵だが、こちらは体格差をものともしない抜群
の相撲センスが武器。11月場所では殊勲賞に
輝いた。同じ場所で技能賞を受賞した北勝富士
は若手きっての理論派。対戦相手の研究を怠ら
ず、相撲を極めようとしている。年内に誰かが、
いや、複数が大関に昇進してもおかしくない。
協会としても暴行事件騒動を払拭するために、
日本人大関とその先の横綱の誕生を後押し
したいですからね」(ある親方)
3人はいずれも11月場所で金星を獲得、
世代交代の風を感じさせた。
大関昇進基準は三役で3場所33勝以上。
通常、平幕での成績は含まないが、15年の
照ノ富士がそうだったように優勝が絡んだり、
大関の数が少なければ話は別。
阿武咲以外の2人は先場所11勝し、18年
初場所の三役昇進がほぼ確定している。
これを足がかりに、一気に番付を上げる
可能性もある。
他にも御嶽海(25)、正代(26)、輝(23)ら、
気鋭の若手力士は多い。誰が優勝するか
分からない、大相撲戦国時代がやってくる。
【転載終了】
************************
稀勢の里のケガは、日馬富士の突進で
受けたものです。
私も見ていたのですが、当時「潰しにきたな」、
という印象を持ちました。
どう見ても日本人横綱をつくりたくないという
感じですよね。
これも白鵬の差し金では?と言われていましたね。
日本人力士が白鵬とガチンコで取り組めば、
引退も早まるかもしれません。
もう、プロレス相撲は取れないでしょうから。
0コメント