安倍元首相の軽挙妄動に“応援メディア”も異例の批判論調・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■安倍元首相の軽挙妄動に“応援メディア”

 も異例の批判論調・・・そして始まった

 岸田首相との暗闘

 公開日:2022/06/06


 <「私と麻生さんがやってきたことを

否定するんですか」5月23日、元首相の

安倍晋三(67)は議員会館の自室に呼ん

だ元財務相の額賀福志郎(78)に険しい

表情でこう迫った>


 5日の読売新聞にこんな政局記事が

載っていた。

額賀氏がトップを務める自民党の

「財政健全化推進本部」がまとめた提言

を、アベノミクスの否定と受け止めた

安倍元首相がヒステリックに騒いだと

いうのだ。


 <首相の岸田文雄(64)周辺は「もっ

とどっしり構えているべきなのに、何か

焦りを感じる」と不審がる。麻生も安倍

に「政府への注文が露骨すぎる」との思

いを抱くとされる>


 3日の朝日新聞も、安倍元首相が推進

本部で事務局長を務める自派閥議員に

電話をして

「君はアベノミクスを批判するのか?」

と“ドーカツ”した一幕を書いていた。

電話を切った安倍元首相は、周囲に

「誰があんなバカな提言を書いたんだ」

と言い捨てたという。


 政府の方針に文句をつけてばかりの

安倍元首相と岸田サイドのさや当ては

多くのメディアが報じているが、安倍

応援団だった読売新聞までもが安倍

元首相の妄動を「焦り」「不審」など

と書くのは異様だ。


 「母校である開成高校への思い入れ

が強い読売の渡辺恒雄主筆は、同窓の

岸田さんを応援している。政権運営に

横やりを入れる安倍さんのことは快く

思わないでしょう」

(開成OBの金融関係者)


■参院選で圧勝した岸田総理が独り立ち

 し“安倍はずし”


 3日夜は読売本社のビューラウンジで

渡辺氏と岸田首相、井上信治前万博

担当相、城内実衆院議員が会食。

参加した国会議員は全員、自民党の

開成高校OBだ。

渡辺氏と開成OBの会は今年に入って

2回目。

前回の1月も同じ場所で、岸田首相、

城内氏、小林鷹之経済安保担当相という

メンバーだった。


 「大メディアが安倍さんに批判的な

見方を報じるようになったのは、参院選

で圧勝した岸田総理が独り立ちし、“安倍

はずし”に動くと見ていることも大きい。

岸田さんも安倍はずしのタイミングを

見計らっている。それに安倍さんは気づ

いているから、何かと岸田政権に注文を

つけて、プレッシャーを与えている。

存在感を誇示するのに必死なんでしょう。

こんなこと言うと、また『誰の発言なん

だ!』と怒られそうですが・・・」

(自民党関係者)


 安倍元首相本人に加えて、暴言連発の

細田衆院議長や、自身のHPに

「世界美人図鑑」と題して女性の写真を

掲載していた西村前コロナ担当相など、

このところ安倍派は問題を起こしてばか

りで、政権のリスクになっている。

これでは、安倍元首相がいくら大立ち回り

を演じたところで、党内からも世論からも

白眼視される一方だ。 


【転載終了】

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 総理を2回も経験したのだから、

いい加減引っ込めばいいのに、

引き際を知らない人は、晩節を

汚す結果にしかならないでしょう。


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