さらに難しくなった年金の受け取り方

60歳からの究極のお金の使い方


【転載開始】


■さらに難しくなった年金の受け取り方

 節税よりも「生活できるか」を軸に

 考える

 公開日:2022/06/30


 最近、退職金や年金、老後の暮らし方

の取材を受けることが多いのですが、

やはり「年金のことは分かりにくい」と

思っている人は結構多いようです。

確かに種類も多いし、受け取れる条件も

それぞれ違います。

そして今年に入って改正されていますか

ら、余計に分かりにくいというイメージ

が強くなっているのかもしれません。


 また、退職金や企業年金といった、

60歳ごろに受け取りを考えなくてはなら

ないお金についても、「受け取り方」に

迷う人が多いもの。

税金の負担を最小限にするには、

一時金受け取りがよいけれど、大金を手

にすると使ってしまうかもしれない。


 一方、年金受け取りにすると、5~20年

など期間を決めてゆっくり受け取れるけれ

ど、税負担はどうなるのか。

手取り収入を最大にするには、どういう

受け取り方がいいのだろうか。


 やがて公的年金も受給できることを

見込んで、いろいろ飛び込んでくる情報

を参考にしながら一生懸命に考え、でも、

なかなか結論が出せない。

そのような状況のようです。


 確かに、よりよい受け取り方は人に

よって異なりますし、将来のことは分か

りませんからベストな受け取り方を見つ

けることは難しいと思います。

ただ一つ言えるのは

「いちばん節税できる」

「受取額が多くなる」

というお得さメインで検討するのでは

なく、しっかりと生活できることを

メインに考え、選択していくことです。


 公的年金は繰り下げ受給と、受給額を

増やせますが、そのために生活費が不足

するような状況になっては意味がありま

せん。

ならばいっそ支給開始とともに受給する、

支給開始前なら繰り上げ受給をして、

不足する生活費は退職金などで補填を

しながら長く生活費を維持するという

やり方のほうが、賢いのではないかと

思うのです。


 60歳はまだまだ若いですが、徐々に

体力がなくなり、働くことがきつくなる

年代でもあります。

もしかすると、50代からそういう状態

かもしれません。

70歳まで働ける社会が整い始めています

が、60歳以降は、予期せず体調を崩し

働けなくなるということも、現役世代

より高い頻度で起こり得ます。


 老後の生活費の見直しはもちろん必要

ですが、年金、退職金の受け取り方は

その時の自分に合わせ柔軟に考え、

生活がしっかりとできる方向で、

検討しましょう。


 場合によっては、FPや年金事務所、

会社の担当者などに相談してみるのも

いいと思います。

60年頑張ったあなたが、残りの長い時間

を楽しく充実して暮らせることを願って

います。


【転載終了】

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 退職後の生き方は難しいですね。


 現役の時には、旅行などゆっくり

楽しみたいと考えますが、家を継い

だ者の現実は”介護”や”孫の世話”な

どで思うような生活はできません。


 特に、両親が100歳近くまで長生

きだと大変です。

両親の貯金と年金(厚生+国民年金)

が必要です。


 自宅介護は、杖や手すりなどでの

一定の自立歩行が条件になります。


 私の父親は、あと4年弱で100歳。

母親は後7年で100歳です。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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