「マイナ保険証」負担減も従来保険証は負担増・・・姑息な差別化に怒りの声。

MONEY VOICE


【転載開始】


■「マイナ保険証」負担減も従来保険証

 は負担増・・・姑息な差別化に怒りの声。

 「個人情報が旧統一教会に?」新たに

 広がる不安にマイナ交付率も低迷

 2022年8月9日


 マイナンバーカードを健康保険証として

利用できる「マイナ保険証」を巡って、

厚生労働省が利用者の窓口負担を軽くする

いっぽうで、従来の保険証を使う患者の

費用は引き上げる方向で検討していると

報じられ、批判の声が殺到している。


 昨年10月に本格運用が始まったマイナ

保険証。

厚労省は普及に向けて、読み取り機など

を導入した医療機関や薬局に対しての

診療報酬の加算を今年4月に導入している

が、そのためこうした医療機関を受診した

患者の負担は、自己負担3割のケースで

最大21円上乗せされることになっていた。


 そこで厚労省は医療機関の診療報酬加算

を引き下げることで、マイナ保険証を持つ

方が割安となる仕組みとするという。


■低迷するマイナンバー加入率


 「マイナ保険証を使うとかえって負担増

になる」とかねてから指摘されていたこの

件だが、単にマイナ保険証使用時の

診療報酬加算の引き下げを行えば、

医療機関側からの猛反発を喰らうことは

必至。


 ゆえに、従来の保険証を使っている患者

の費用を引き上げるという方向になった

ようだが、患者サイドからすれば

マイナ保険証利用者が割安になるという話

ならともかく、従来の保険証を使う場合の

費用が引き上げられるというのは、

そもそもマイナ保険証は強制ではないこと

からも、到底納得できるような話ではなく、

SNS上からは「実質的なペナルティ」

「罰ゲーム」との声が続出。


 さらには「絶対こんなのトラブルばっかり

発生する」と、医療現場での混乱やクレーム

の発生を懸念する声も、今からあがっている

ようだ。


 従来からの保険証を使っている方のみなら

ず広い層からの批判を受けることは、

火を見るよりも明らかといっただろうに・・・

といった今回の方針だが、にもかかわらず

これを押し切ろうとしているのは、

やはりマイナンバーカードの普及が政府の

想定以上に進んでいないことへの焦燥感も

あるようだ。


■マイナポイント「ばら撒き」も効果薄


 マイナンバーカードの取得で最大5000円分、

健康保険証としての登録や公金受取口座の

登録で7500円分ずつ、合わせて最大2万円分

のポイントを付与すると銘打って、今年6月末

から始まった「マイナポイント第2弾」。


 ところが報道によると、「第2弾」が

始まってから約1か月間でのマイナンバー

カード交付率は0.6ポイント増と、

ほんのわずかな伸びに留まっているとのこと。

慌てた総務省は市区町村ごとの交付率を公開

するなどして、各自治体の尻を叩いている

ところだ。


 しかも、この「マイナポイント第2弾」に

おいては、1人で複数回申し込んだという

事例が471件もあったという不具合も発覚。

その原因はなんと「きちんと本人確認ができ

なかった」という超初歩的なもので、

そのうえ不具合を指摘された後も、受け付け

を続けていた模様。


 たとえ本人確認がゆるゆるであろうが、

ポイント不正受給がやり放題であろうが、

交付率アップのためにはなりふり構って

いられない・・・といった状況のようなのだ。


■旧統一教会に個人情報が・・・新たな不安も

 浮上


 それにしても、先月あたりに話題になった

「節電ポイント」が、1家庭に2000円分の

ポイントと、そのショボさっぷりが大いに

話題になった反面で、マイナンバーの加入

促進に関しては、

先述の通り「最大2万円分のポイント」と

いった風に、毎度毎度の大盤振る舞い。

にもかかわらず、その普及があまり進まない

のには、あらゆる個人情報が一元管理される

ことへの不安が、国民の間で根強いことが

大きな理由として挙げられるところ。

特に預貯金口座情報の紐付けに関しては、

来る「資産税導入」や「預金封鎖」の前準備

なのでは・・・といった声も、以前から多く

あがっている。


 いっぽうで、マイナンバーの普及により

集積された個人情報が、過失あるいは故意の

どちらに関わらず、外部に流れてしまうの

ではと危惧する声も少なくない。

特に最近では、政府・自民党と旧統一教会

との抜き差しならない関係性も大いに取沙汰

されているとあって、そういった団体へも

情報が漏れるのでは・・・と心配する声も少なく

ないといった状況だ。


 こういった懸念が広がるというのは、

ひとえに国民とその情報を管理しようとする

行政や政府側とが、信頼関係をほとんど築け

ていないことが原因であることは明らか。

昨今の旧統一教会絡みの話で失墜している

国民からの信用は、あからさまなポイントの

バラマキや今回のような姑息な保険証の

「差別化」程度では、到底挽回できないと

いうのが実際のところのようだ。


【転載終了】

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 準備不足で見切り発車が多いですね。


 マイナを持つ人と、持たない人の

二重構造となり差別と映りかねません

ね。

ただでさえ、マイナ登録者はお金等に

つられる安易な人というイメージがつ

いて廻ります。


 それを取り戻そうとして、優遇処置

を施すのでしょうが、差別的な政策で

あり、穴だらけの感は否めませんね。


 やはり、官僚の能力不足が気になり

ます。


 安倍政権から官僚の姑息さが目立ち

始めていますよね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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