東京五輪“キーマン”逮捕!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■東京五輪“キーマン”逮捕!

 特捜部が次に狙う「消えた1.5億円」

 と裏金解明、政財界は戦々恐々

 公開日:2022/08/19 1


 東京五輪・パラリンピックの汚職事件

をキッカケに、政財界にも捜査の手が

及ぶのか。

大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者

が受託収賄容疑で逮捕された事件は、

新たな事件の「入り口」の可能性がある。

特捜部が次に狙うのは、高橋容疑者が

受け取ったカネの行方だ。


 ◇  ◇  ◇


 高橋容疑者は2017年1月、紳士服大手

AOKIホールディングス側に東京五輪の

スポンサーになることを打診。

同年9月、自身が代表を務める

コンサルティング会社「コモンズ」と

AOKIがコンサル契約を締結した。


 AOKI側から、スポンサー契約や

公式ライセンス商品の審査に関し、

有利な取り計らいを依頼(請託)された

高橋容疑者は、17年10月から今年3月の

五十数回にわたり、計5100万円を受領。

受託収賄の疑いを持たれている。


 高橋容疑者はAOKIからの資金提供に

ついて「五輪とは別のコンサル料だ」と

して容疑を否認しているが、起訴される

可能性は高い。


 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士

がこう言う。

「特捜部は先月末、高橋容疑者の自宅や

関係先として古巣の電通本社を家宅捜索

した後、AOKI側も家宅捜索しました。

ガサ入れの順番を考えると、AOKIは証拠

隠滅の可能性が低かったのでしょう。高橋

容疑者を刑罰の重い受託収賄で逮捕したの

は、恐らくAOKI側の協力を得て、具体的

な依頼内容を示す資料や文書などの証拠が

固まったからだと思います。逆に、供述

のみの証拠をもって受託収賄容疑で逮捕・

起訴するのは難しい。それなりの証拠は

集まっているはずなので、起訴されると

考えて、ほぼ間違いないでしょう」


 特捜部は、コンサル料名目の

「5100万円のワイロ」とは別に、

高橋容疑者がAOKIから「選手強化費」と

して受け取った2億5000万円の行方にも

着目しているという。

むしろ、この「選手強化費」が捜査の

“本丸”との見方もある。


■「5100万円」よりもケタもインパクト

 も大きい


 2億5000万円の「選手強化費」のうち

数千万円は、日本馬術連盟と

日本セーリング連盟に寄付されたが、

高橋容疑者は「(コンサルの)未払い報酬」

として1億5000万円を受領。

コモンズが運営するステーキ店で生じた

借金の返済に約1億円を充てたとみられて

いる。


 となると、少なくとも、高橋容疑者の

手元には5000万円の「選手強化費」が

残っているはずだ。


 「特捜部が次に狙うのは、高橋容疑者が

個人的に受け取った1.5億円の行方だと考

えられます。5100万円の受託収賄とは、

ケタもインパクトも違います。高橋容疑者

が1.5億円の中から、例えば、より力の

ある人にワイロの分け前を渡していたのか

どうか。いわば裏金として使うなど、より

深刻な汚職や不正があったのではないか。

こうした視点から、特捜部は粛々と捜査を

進めるでしょう。その結果として、高橋

容疑者の再逮捕や、政財界人脈に捜査の

手が伸びる可能性はあると思います」

(若狭勝氏)


 高橋容疑者の“悪名”は、東京五輪招致

を巡る買収疑惑でも挙がっている。

五輪招致や運営に関わった政治家や経済人

は今ごろ、ビクビクしているんじゃないか。


【転載終了】

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 招致時の賄賂疑惑も現在もフランス

で捜査中という事ですね。

因みに、ブラジルでの操作は「クロ」

判定でしたね。


 スポーツ界最大の利権と言われてい

る五輪ですが、各国招致の形態は見直

した方がよさそうですね。


 国民が招致を望んでいるわけでも

ないように思うのですが。

莫大な税金を投入しても、どれだけの

国民が観ているのか?


 個人的に全く興味が持てなかったで

すね。


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