岸田首相「国葬説明」で火だるまの“元凶”は・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■岸田首相「国葬説明」で火だるまの
“元凶”は・・・麻生副総裁と菅前首相
に聞く力を発揮
公開日:2022/09/09
安倍元首相の国葬をめぐり、ようやく
岸田首相が8日に国会で説明したが、
これで一件落着とはなりそうにない。
説明を聞いて国葬反対派が賛成に転じ
ることは考えにくいし、今さら葬儀を
取りやめることもできず、強行すれば
批判の声が高まるのは確実。
ニッチもサッチも行かない状況に
岸田首相を追い込んだ“元凶”は2人の
大物だという。
■「理屈じゃねえんだ」
写真週刊誌「FLASH」最新号が、
国葬決定までの経緯をこう報じている。
<安倍さんが亡くなった直後は、内閣と
自民党の合同葬を開く方向で話が進んでい
ました。それを巻き戻したのが麻生太郎
副総裁で、“保守派が騒ぎだすから”と、
岸田さんに3回も電話をしたそうです。
最後は『これは理屈じゃねんだよ』と、
強い口調だったといいます。国葬実施の
方針が決まったのは、7月14日の会見の
1時間前でした>
安倍氏が7月8日に銃撃されて死亡し、
6日後の14日に岸田首相が記者会見を開い
て国葬を行うと表明。
その間に麻生氏の猛プッシュがあったと
いうのだが、「理屈じゃねえ」で決めて
しまったのなら、国民が納得する説明な
どできるはずがない。
「祖父の吉田茂元首相の国葬が行われた
1967年は麻生さんが27歳の時で、当時の
印象が鮮烈に残っているはずです。盟友の
安倍さんを手厚く送ってやりたいという
気持ちの表れでしょう。国葬と決まった時
には、菅前首相も『それがいい』と周囲に
話していました。しかし、旧統一教会と
安倍さんとの親密な関係が明らかになり、
日増しに国葬反対の声は増える一方で、
岸田さんは頭を抱えている。国葬をゴリ
押しした麻生さんもダンマリを決め込んで
います」(自民党関係者)
一方、「国葬後に明らかにする」として
いた経費の概算を「総額16.6億円」と急に
公表したのは、菅氏のアドバイスを受けて
のことだという。
岸田首相は5日に菅氏の国会内事務所を
訪れて面会し、国葬で友人代表としての
弔辞を依頼。菅氏は快諾したとされる。
■概算費用「16.6億円」公表も裏目
6日の神奈川新聞によると、この面会の際
に菅氏は、国葬費用について
「分かる範囲で数字をまとめて早めに明らか
にしてはどうか」と促した。
「動いても動かずとも批判されるのなら動く
べきだ」と励ましたという。
だが、事前に示した見積もり「16.6億円」
より費用が大幅に増えれば、ますます世論の
反発を招く。
岸田首相本人が国会で説明することにも
「火だるまになるだけ」との懸念が党内に
ある。
「麻生氏も菅氏も悪気はなくて、安倍元
首相や岸田首相のためを思って助言したの
でしょうが、ことごとく裏目に出ている。
それを周りは遠巻きに見ていて、全力で
首相を支えるという雰囲気ではない。特に
ポスト岸田首相を狙うような人々は様子見
ムードです」
(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
麻生氏と菅氏に対して自慢の「聞く力」を
発揮したとしても、最終的に国葬を決めて
発表したのは岸田首相自身。
火だるまになっても自業自得だ。
【転載終了】
**********************
>麻生太郎副総裁・・・
『これは理屈じゃねんだよ』と・・・
↑このお方に理屈が分かるとも思え
ないですがね~!
日本もそろそろ尊敬される首相が出て
きてほしいものですね。
二世、三世のお粗末な人物が、
「カバン、カンバン、ジバン」で当選す
るような国情を変えないといけないです
ね。
それには、日本国民の政治意識レベル
が上がることが条件となりますが。
0コメント