安倍元首相「国葬」が日本社会を分断・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■安倍元首相「国葬」が日本社会を分断・・・
海外メディアの目にはどう映っているのか
公開日:2022/09/26
海外メディアは安倍国葬をどう報じて
いるのか。
主要な欧米メディアは、
〈なぜ国葬が日本国内を二分しているのか〉
に注目。
どうやら“国葬騒動”を奇異な目で見ている
ようだ。
岸田首相との弔問外交は、ほとんど話題に
なっていない。
見出しを並べると、ザッとこんな感じだ。
〈暗殺された指導者の国葬に日本国民が
怒る理由〉
(米ニューヨーク・タイムズ=電子版24日)
〈安倍国葬:なぜ英女王の国葬よりも
コストがかかるのか話題に〉
(英BBC=同)
〈安倍国葬、なぜ日本は分断しているの
か〉
(ロイター=同)
〈岸田首相、安倍国葬を決めて人気急落〉
(英フィナンシャル・タイムズ=電子版25日)
各紙とも、安倍氏の国葬への反対世論が
高まっている理由を解説・検証している。
主な理由として挙げているのが、約16億円
に上る実施費用や、安倍氏の暗殺後に明ら
かとなった自民党と
旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)
との蜜月だ。
ニューヨーク・タイムズは
〈国内では安倍元首相の評価は国外よりも
芳しくない〉、
BBCは
〈安倍元首相の政策は日本を分断し、彼の
評価をめぐるわだかまりは一向に解消する
気配がない〉などと分析している。
■やはり虚像だった「外交のアベ」
安倍氏の国葬が二分する日本社会は、海外
の目にどう映っているのか。
高千穂大教授の五野井郁夫氏
(国際政治学)がこう言う。
「欧米やアジアのメディアから多く質問さ
れるのは、『G7からはカナダのトルドー
首相しか来ないですよね』『安倍元首相の
外交評価はどうなのか』といった内容です。
国際社会での日本の立ち位置が低くなり、
総じて良い注目の浴び方ではないと感じま
す。トルドー首相も参列見送りとなり、
国葬の更なる格落ち感は否めません。強い
て言えば目玉は、日米と『クアッド』を
構成するインドとオーストラリアの現職
首相の参列だけ。『外交のアベ』がいか
に虚像だったか、図らずも国葬が明らかに
してしまった格好です」
国葬開催がこれほど話題になるのも珍し
い。
世論の反対に耳を貸そうとしない岸田政権
の強硬姿勢こそが、奇異に見られる原因
じゃないか。
【転載終了】
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政治に多少なりとも興味を持つ人
なら、”外交のアベ”はマスコミが
作り出した胸像だと知っています。
国葬に赴く人のコメントも、あまり
政治のことに興味がある方たちとは
思えないですね。
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