米海軍は戦争体制!?
桜井ジャーナル
【転載開始】
■偽旗作戦を実行する前に武装勢力は化学兵器を
政府軍に押さえられたが、米海軍は戦争体制
シリアの首都ダマスカスの郊外に位置する
東グータを政府軍が制圧しつつある。
その東ゴータで「穏健派」の、つまりアメリカが
手先として使っている武装勢力が3月21日に
買い物客で賑わうマーケットをミサイルで攻撃、
20名以上とも35名以上とも言われる人々が
死亡したと伝えられている。
制圧作戦の過程で政府軍は武装勢力が
化学兵器を製造していた作業場を発見、
内部の映像が公表された。
シリア側の説明によると、装置はサウジアラビア
から持ち込まれ、薬品や防護服は西側から
持ち込まれたという。
武装勢力が逃げる際に放置していった有害物質
は40トン以上になるとロシア国防省は語っている。
<中略>
ロシア参謀本部は3月17日、アメリカ海軍が
艦隊を紅海、地中海、そしてペルシャ湾に配置、
シリア攻撃の準備を整えたと警告している。
実際に攻撃が実行されればインド洋中部にある
ディエゴ・ガルシア島の基地も使われる可能性
が高い。
また同じ3月17日にセルゲイ・ラブロフ露外相は、
アメリカ、イギリス、フランスを含む国々の特殊
部隊がシリア国内へ侵入、すでに「代理戦争」
の段階ではなくなっていると語った。
アメリカなどはこうした主張を否定したようだが、
2011年3月にシリアへの侵略が始まった直後
から西側諸国は特殊部隊を潜入させていると
言われている。
言うまでもなく、こうした動きをロシア側は前
から察知していたはずで、だからこそ
ウラジミル・プーチン露大統領は今年3月1日、
アメリカとその同盟国がロシアやその友好国
に対して存亡の機を招くような攻撃を受けた
なら反撃するとロシア連邦議会で演説したのだ。
ウクライナの東部やクリミア、シリア、イランなど
攻撃すればロシア軍との戦争になるという警告だ。
その演説でプーチンは反撃用の兵器をいくつか
紹介している。
原子力推進の低空で飛行するステルス・ミサイル、
海底1万メートルを時速185キロメートルで航行
して射程距離は1万キロに達する遠隔操作が
可能な水中ドローン、2000キロメートルの距離
をマッハ10で飛行して正確に目標を捉えられる
ミサイルのキンザル、マッハ20で飛行する大陸間
ミサイルRS-26ルビエシュだ。
レーザー兵器の存在も明らかにした。
ロシアの反撃をアメリカの防空システムは阻止
できず、アメリカ本土も安全ではないことを示した
のである。
マティス国防長官は3月10日、プーチン大統領
が語った兵器の実戦配備は何年も先だと主張した
が、その日にロシアはミグ31がキンザルを発射
する映像を公表している。
このミサイルは昨年12月に発射実験を成功させ
ていると言われ、これが事実ならアメリカを含む
西側の軍や情報機関はその時点である程度の
性能を把握していただろう。
ロシアの警告で西側が攻撃を思いとどまれば
冷戦へ向かうのだろうが、攻撃を強行すれば
核戦争に発展する可能性がある。
【転載終了】
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前にも書いたことがありますが、北朝鮮危機は
フェイクの可能性が高いと思います。
中東が本命の危機なのかもしれませんね。
プーチン大統領は、最新兵器を公開し、
アメリカを牽制したのだと思われますし、
同時にNATOも牽制したのでしょう。
だからこそ、プーチン大統領は、不正疑惑が
ある選挙で勝たなければならなかったので
しょうし、高い支持率が必要だったのでしょう。
対立候補は、アメリカの息がかかっている
可能性があるのかもしれませんね。
旧ソ連を崩壊させたゴルバチョフやエリツィン
のように。
なぜ、ロシアが北方領土を返さず、逆に
基地を建設したのか、そろそろわかっても
いいのですが・・・
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