新型コロナ第8波の死者数は第7波の3倍のペース!

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■新型コロナ第8波は“史上最悪の流行”

 になる恐れ・・・「3つの悪材料」が

 国民を脅かす

 公開日:2022/11/11


 「新しい波に入りつつある」──。

10日、岸田首相と面会した政府分科会

の尾身茂会長はそう語った。

新型コロナウイルスの第8波は史上最悪

の流行になるかもしれない。

悪材料がいくつもあるからだ。


【インフル同時流行】


 コロナ禍の過去2年は行動制限なども

あり、インフルエンザは流行しなかった。

そのためインフルエンザの免疫を持つ人

が少なく、今冬はコロナとの同時流行が

懸念されている。

政府の推計によると、同時流行が起きた

場合、ピーク時の1日あたりの感染者数

はコロナ45万人、インフル30万人の

計75万人に上る。


【新変異株BQ.1】


 現在主流のオミクロン株「BA.5」から

その亜種である「BQ.1」へと置き換わり

そうなのも心配だ。

BQ.1はBA.5よりも免疫をすり抜ける力が

強く、感染が広がりやすい可能性が指摘

されている。


 国立感染症研究所は「不確実性が高い」

としながらも、BQ.1系統の割合が12月

第1週には79%になると推計。

新たな変異株に置き換わるタイミングで

大きな感染爆発が起こるのは幾度も経験

済みだ。


【ワクチン低接種率】


 特効薬がなく、病床確保に限界がある中、

最大の武器はワクチンだ。

ところが、首相官邸が10日に公表した

データによると、オミクロン対応ワクチン

の接種率はわずか8.2%(1026万回)に

とどまる。

ほぼ“丸裸”で第8波を迎え撃つのだ。


 加藤厚労相はワクチンの早期接種を呼び

かけているが、一方で政府は“ブレーキ”を

かけている。ワクチン接種の有料化だ。


 7日の財政制度等審議会(財務相の諮問

機関)は、コロナワクチンの接種費用に

ついて、来年度以降の対応として全額国費

負担の廃止を提案したのだ。


 「第8波に備え接種を促すタイミングで

有料化を提案すれば何が起きるのか。ワク

チンが全額国費から『負担の上、接種を』

となれば、国民は『別に打たなくてもいい

もの』と思ってしまう。審議会の提案が

低接種率の一因なのではないか」

(西武学園医学技術専門学校東京校校長の

中原英臣氏=感染症学)


 公明党の古屋範子衆院議員も9日の

厚労委員会で「接種を促すことと矛盾する

印象を国民に与えている。このタイミング

での情報発信はいかがなものか」と苦言。

第8波も後手対応では困る。


【転載終了】

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 ワクチン効果がどれだけあるのか

わからないですが、以前、感染者数

がワクチン未接種者より接種者の方

が上回った時があったと思うのです

が(3回目接種?)。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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