トランプが安倍首相批判 市場が怯える「日米貿易戦争」・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■トランプが安倍首相批判 市場が怯える「日米貿易戦争」

  2018年3月25日


 株式市場は23日、大暴落に見舞われた。

日経平均は一時、1000円を超す下げ幅を

記録。

終値は前日比974円安(マイナス4.5%)の

2万617円だった。


 暴落のきっかけは、トランプ米大統領が同日

発動した鉄鋼とアルミニウムに関する輸入制限だ。

カナダやメキシコに加え、EUや韓国などは除外

されたのに、日本は対象国のまま残された。

市場はこれを嫌ったという。


 「トランプ大統領は中国製品に対し、500億ドル

(約5.2兆円)規模の新たな関税を課すと言い

出しています。米中貿易戦争を先読みし、株価

は暴落したのだといわれますが、市場が最も

怯えているのは米中対立ではなく、日本と米国の

貿易戦争勃発なのです」

(株式評論家の倉多慎之助氏)


 トランプはホワイトハウスでの会合(22日)で

輸入制限に関し、次のように話している。


 「安倍首相と話をすると、ほほ笑んでいる。

『こんなに長い間、米国を出し抜くことができたとは

信じられない』という笑みだ」


 “お友達”だと一方的に思い込んでいた安倍首相

にはショックだろうが、市場は冷静だ。

米大統領は中国と同じく、日本を不均衡貿易是正

のターゲットにすると感じ取った。


■北朝鮮リスクも再浮上


 「80年代に起きた日米貿易摩擦の再燃です。

日本の自動車メーカーや部品会社は大打撃で

しょう」(倉多慎之助氏)


 為替市場では、リスクオフの流れが加速し、

安全資産といわれる円が買われ、約1年4カ月

ぶりとなる1ドル=104円台まで円高が進んだ。

自動車など輸出企業は「貿易摩擦」と「円高」の

ダブルパンチに襲われようとしている。


 「そればかりか、地政学リスクも再浮上している

のです。トランプ大統領が解任したマクマスター

大統領補佐官の後任に、北朝鮮に対して軍事力

行使をにおわすボルトン氏が就任したためです。

米朝の緊張関係は継続していると、市場が再認識

したのです。週明けの日経平均は簡単に2万円を

割り込むでしょう」(株式アナリストの黒岩泰氏)


 来週は、底なしの暴落相場が出現するかもしれない。


【転載終了】

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 来週はパニック売りかな?


 モリトモ問題に株価暴落が安倍内閣に

追い打ちとなりそうですね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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