トランプがブチ切れ 安倍&オバマ“仲良し寿司会談”の軽率・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■トランプがブチ切れ 安倍&オバマ“仲良し寿司会談”の軽率
2018年3月28日
「安倍晋三首相と話をすると、ほほ笑んでいる。
『こんなに長い間、米国を出し抜くことができたと
は信じられない』という笑みだ。
こういった時代はもう終わる」――。
鉄鋼、アルミ製品に最大25%の輸入関税を
設ける大統領令署名式で飛び出したトランプ
米大統領のトンデモ発言は衝撃だ。
昨秋のトランプ来日時、安倍首相は
「首脳同士がここまで濃密に、深い絆で結ばれた
1年はなかった」と言っていたが、完全に“勘違い”
だったのか。
それとも、トランプの逆鱗に触れるようなことが
あったのか。
一因とみられているのが、25日のオバマ前大統領
との“寿司会談”だ。
4年前の来日時同様、銀座の高級寿司店で昼食を
取りながら会談。
「昔話で盛り上がった」などと喜んでみせたが、
これが失敗だった。
元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。
「トランプ大統領は、オバマ前大統領の施策を
全否定することで大統領選を勝ち抜いてきたわけ
です。もちろん、オバマ氏も選挙中から鋭くトランプ氏
を批判してきました。トランプ氏が、仇敵のオバマ氏
と安倍首相の会談日程を知り、『これまでの親密姿勢
は一体なんだったんだ』と考えてもおかしくありません。
安倍首相の行動は明らかに軽率でした」
■中国とセットで日本にも関税の嫌がらせ
トランプは米国の安全保障を担う鉄鋼・アルミの
生産者を守るため、関税を適用することを決めた。
しかし、関税対象国と除外対象国を見れば、
関税適用は敵視する国への“嫌がらせ”に近いこと
がよく分かる。
「米国の鉄鋼輸入先の比率は、今回除外対象と
なったカナダやブラジル、韓国などが計約54%を
占めています。本来、国内の安全保障産業を守る
というのなら、これらの主要国にまず関税を設ける
べきです。ところが、日本からの輸入比率はたった
の5%。表立って敵視し、関税対象にした中国も2%
です。つまり、関税適用は効果を狙ったものではなく、
極めて政治的なメッセージ性が強い。安倍首相に
不信感を募らせている証拠といえます」(孫崎享氏)
そもそも、安倍首相はオバマとは在任中から
「ケミストリーが合わない」はずだった。
それでも会談したのは、オバマの「広島訪問」の
成功体験からか、それとも炎上中の森友問題から
国民の目をそらさせるためか。
いずれにせよ、外交オンチをさらす結果になった。
【転載終了】
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アメリカは、もともとそういうお国柄ですからね。
まあ、安倍首相の外交オンチは元からですが、
相手をしてもらうためにバラマキをやってます。
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