日報隠蔽で“降ろし”加速 安倍政権「6月解散」で延命狙い・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■日報隠蔽で“降ろし”加速 安倍政権「6月解散」で延命狙い
2018年4月7日
「完全に負のスパイラルに入っている」――。
隠蔽したはずのスキャンダルが次々に発覚
している安倍政権。
今度は、自衛隊の“文書隠し”が明るみに。
政局に強い自民党議員は「もう安倍3選はない」
と確信し、党内の“安倍離れ”が急ピッチで進ん
でいる。
安倍首相の外交日程が終わる5月中旬以降、
“安倍降ろし”が表面化するとみられている。
厚労省の「裁量労働制データ」捏造、財務省の
「決裁文書」改ざん、防衛省の「イラク日報」隠蔽
と、3タテを食らっている安倍政権。
「安倍1強」はもはや死語だ。
自民党内は、安倍離れが加速している。
竹下亘総務会長は「昭恵さんという存在が政権
に迷惑をかけたことは事実」と平然と口にする
始末だ。
自民党内では、再び“青木理論”が注目されて
いるという。
内閣支持率と自民党支持率を足して50%を
切ったら政権は崩壊するというものだ。
現在、内閣支持率は31%、自民党支持率は32%。
合計63%あるが、50%に近づいたら、一気に
“安倍降ろし”がはじまるとみられている。
「自民党議員の危機感は予想以上です。来年
は統一地方選と参院選が控えている。爆弾を
抱えている安倍首相では、怖くて戦えない。
選挙前に新しい爆弾が炸裂する恐れもあります
からね。いずれ安倍降ろしがはじまるはずです。
すでに、竹下派は、岸田氏か石破氏支持に傾い
ています。安倍首相が所属する細田派も、
福田康夫元首相に近い人は内心、安倍首相を
支持していない。安倍支持と断言できるのは
下村さんや稲田さんなど十数人です。もし、内閣
支持率が下がっても、安倍首相が政権にしがみ
つこうとしたら、昭恵夫人の喚問を持ち出すつもり
のようです。さすがに、安倍首相も昭恵喚問と
なったら首相を辞めるでしょう」(永田町関係者)
■弱体・野党が相手なら負けない
安倍降ろしの動きに気づいている安倍首相
周辺は、対抗手段として、なんと6月の
「会期末解散」を考えているという。
念頭にあるのは大叔父、佐藤栄作元首相が
仕掛けた「黒い霧解散」だ。
1966年12月、総裁に再選したばかりの
佐藤元首相だが、政権は国有地払い下げの
恐喝事件や、大臣の公私混同など「黒い霧」
まみれだった。
そこで、佐藤元首相はあえて解散。
総選挙では微減にとどめた。
内閣参与の飯島勲氏も週刊文春(3月29日号)
で「黒い霧解散」を引き合いに、早期の解散・
総選挙を進言し、「過半数維持は間違いないぜ」
と書いている。
「野党がバラバラな今、解散・総選挙をすれば、
与党は議席を減らすでしょうが、過半数は取ると、
安倍首相周辺は計算しているのだと思う。安倍
首相も、『国民の支持を得た』として、総裁3選、
改憲に挑戦できると考えているのでしょう」
(政治評論家の山口朝雄氏)
いよいよ安倍政権の終わりが近づいている。
【転載終了】
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自身の政権延命のための解散など絶対に
させてはいけません。
解散などしたら、1年足らずで1600億円が
消えてしまうことを国民は知っておくべきです。
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