森友事件に新展開 検察の狙いは政界に流れた融資20億円か・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■森友事件に新展開 検察の狙いは政界に流れた融資20億円か

  2018年4月9日


 森友事件に新展開か。大阪地検特捜部は、

森友学園が小学校建設のために銀行から

受けた融資の一部が政治家に流れている

のではないかと判断し、汚職事件として捜査を

開始している――。

こんなウラ情報が駆け巡り、政界は騒然だ。


 「特捜部は、森友学園の小学校建設を巡る

土地取得や名義変更、設置認可などの過程で、

複数の政治家に賄賂が渡った可能性があると

みているようです。スパコンの助成金詐欺事件

やリニア談合と比べると、森友事件の特捜部の

捜査は明らかに時間がかかっている。時間が

経てば証拠隠滅されかねないのに、財務省

関係者は誰ひとり逮捕されていないし、本省に

ガサも入っていない。それで、特捜部の“本丸”

は公文書等毀棄や背任ではなく、『サンズイ

(汚職)でバッジを狙っている』と噂されているの

です。最近、東京地検から大阪地検特捜部に

異動になった検事がいることも、この話の信憑性

を高めている。政界ルート解明のため、東西の

特捜部が連携する目的とみられています」

(在阪メディア記者)


 確かに、森友学園の小学校建設に関しては、

不可解なカネの動きがあった。

補助金申請のために国に提出した書類によれば、

建築費は「21億8000万円」。

経営難で借金を抱えていた森友学園が、

これだけの大金を自前で用立てることは不可能だ。


 実際、小学校の設置認可について話し合った

大阪府の私学審議会の議事録を見ると、

出席委員から森友学園に対して「財務的なことが

非常に不安」という声が上がっていた。


 「建設費を融資したのは、森友学園と以前から

取引があった都市銀行だといわれています。ただ、

借金だらけで大した資産もない森友にポンと

20億円も貸し付けるとは、通常ではなかなか考え

られず、この融資でも政治的な力が働いたのでは

ないかという見方もあった。もっとも、20億円の

融資の一部は籠池氏に渡らずに消えたという情報

もある。その数億円が政界に流れたのでしょうか」

(捜査事情通)


 当時は20億円融資の仲介者として、大臣経験者

の子息A氏の名前も取り沙汰された。

かつてその都市銀行に勤務していたA氏が、

森友の小学校建設が大きく動いたターニングポイント

となった日に、安倍首相と大阪で会食していたからだ。


 A氏と安倍の会食は2015年9月4日。

森友サイドと近畿財務局が地下埋設物の処理内容

や費用について協議した日だ。

前日に当時の迫田理財局長と官邸で会った安倍は

この日、安保法の審議真っ最中にもかかわらず、

テレビ番組の収録のため国会をサボって大阪入り。

翌5日には昭恵夫人が小学校の名誉校長に就いた。

いわゆる「疑惑の3日間」である。


 A氏は昨年、日刊ゲンダイの取材に対し

「安倍首相と会食したのは事実だが、融資の話は

まったくなかった。森友学園のことも報道で初めて

知った」と答えている。

本人も父親も籠池前理事長と面識はないという。

融資元とされる都市銀行も「個別の取引内容に

ついては有無も含めてお答えできません」(広報担当)

とのことだった。


 特捜部が汚職事件での立件を目指しているのなら、

捜査に時間がかかっていることも合点がいく。

異例の長期勾留が続く籠池前理事長も、情報源に

している可能性がある。


 枕を高くして寝られない政治家は何人もいるはずだ。


【転載終了】

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 ターゲットになるのは、「日本会議」の

メンバーである議員ということになりそうですね。


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