岸田総理の「長男秘書官」が外遊中にパリ、ロンドンの観光地めぐり
デイリー新潮
【転載開始】
■岸田総理の「長男秘書官」が外遊中にパリ、
ロンドンの観光地めぐり
公用車を使って繁華街でショッピングも
1/25(水)
■公用車でパリ市内を観光
昨年10月、岸田文雄総理の長男・翔太郎氏
が首相秘書官に就任し、「縁故採用」と批判
された。
その翔太郎氏が今月行われた総理の欧米5カ国
訪問の際、公用車でパリやロンドンを観光して
いたことが発覚。
さらに、カナダ首相に記念撮影を申し込み、
周囲のひんしゅくを買う一幕もあったのだと
いう――。
***
翔太郎氏は1991年、広島生まれの32歳。
地元の名門・修道中高から慶應義塾大学に進み、
卒業後は三井物産に就職したエリートだ。
6年間勤務した後、2020年に岸田事務所で
公設第2秘書となる。
岸田家は現総理のみならず先代も先々代も
衆議院議員を務めているから、「政治一家」
の4代目に当たる。
問題は岸田総理が1月の初旬から中旬に
かけて、欧米5カ国を訪問した外遊中に
起こった。
一行は1月9日に日本を出国、その後フランス、
イタリア、イギリス、カナダ、アメリカで
それぞれのトップと会談を開き、内外記者会見
を終えた後、15日に帰国している。しかし、
「そこに同行していた翔太郎クンの振る舞い
があまりに物見遊山めいていたことが話題に
なっているんです」とさる政府関係者が明かす。
最初の問題はフランスで起こったという。
岸田総理が同国に到着したのは現地時間の
1月9日。
到着後、ユネスコ事務局長の表敬を受けた後、
憲法院の院長と懇談、国際エネルギー機関の
事務局長の表敬も。
マクロン大統領とノートルダム大聖堂を訪れた
後、共同記者会見、夕食会、会談に臨むという
分刻みのスケジュールだ。
その間、「現地の大使館には翔太郎クンから、
パリ市内の観光地を巡りたいとの要請があった
そうです。大使館は車を回し、彼はお望みの
名所を訪れている。それだけでなく、夕食は
ビストロを、とのことで、現地のアテンドで
気心の知れたスタッフと舌鼓を打ったそうで
す」(同)
■トルドー首相と写真を撮りたいと
言い出し・・・
さらに、イギリスでも同様の“要望”が。
「ロンドン市内を“見学”したいとのことで、
やはり大使館が回した車で、ビッグベンや
バッキンガム宮殿を訪れ、(老舗高級百貨
店の)ハロッズにも寄っています」(同)
この後、一行は大西洋を越え、カナダに
到着するが、ここでも周囲の顰蹙を買う
“事件”を起こしたという。
同国で岸田総理は、トルドー首相との会談
を行い、その後、首相主催の経済関係者を
交えた昼食会に出席している。
その場に翔太郎氏も同席していたが、
「そこで、トルドー首相と写真を撮りたいと
言い出した。そんな予定はなかったのでスタッ
フはあたふたしていたとか。結局ゴネ得で、会
の終了後、別室でトルドーと総理と三人で写真
に納まることができた。慌てた現場からは
“いい気なもんだ”と文句の声が上がっていた
そうです」
もちろん、これは総理の息子だからこそなせ
た“特権”といえるだろう。
しかし、翔太郎氏は日本のトップたる総理大臣
に仕える「首相秘書官」であり、重要ポストに
ある自覚がないと批判されても仕方がないだろ
う。
ちなみに、首相秘書官は「政務担当秘書官」
と「事務担当秘書官」とに分かれ、翔太郎氏
は前者にあたる。
歴代の長期政権には、大物、実力派の政務担当
秘書官が付き物だった。
例えば小泉政権では飯島勲氏、第2次安倍政権
では今井尚哉氏が務めた。
支持率低迷にあえぐ岸田政権を支えるべき、
重要な存在なのだが・・・。
1月26日発売の「週刊新潮」では、翔太郎氏
ご本人の弁明、総理の息子への溺愛ぶり、
そしてもう一人の“問題側近”の行状について
詳報する。
「週刊新潮」2023年2月2日号 掲載
【転載終了】
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いずれ、父親の後を継ぐ世襲という
ことなのだろうが、先が思いやられま
すね。
親子そろって″失格″です。
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