加計問題 柳瀬氏、面会認める意向 国会答弁へ・・・
毎日新聞
【転載開始】
■加計問題 柳瀬氏、面会認める意向 国会答弁へ
学校法人「加計学園」による国家戦略特区を
利用した獣医学部新設を巡り、柳瀬唯夫元首相
秘書官(現経済産業審議官)は、2015年4月2日
に同学園関係者と首相官邸で会ったことを認める
意向を固めた。
面会をうかがわせる文書が愛媛県や農林水産省
などで見つかり、否定し続けるのは難しいと判断
した。
与野党が国会招致で合意すれば、答弁で説明
する。
自民党幹部が明らかにした。
愛媛県と同県今治市職員、加計学園事務局長
らが柳瀬氏と面会したという県職員作成の文書
が報じられた4月10日、柳瀬氏は「記憶の限り
では、愛媛県や今治市の方にお会いしたことは
ありません」とのコメントを出した。
文書では柳瀬氏が「本件は、首相案件」と述べ
たとされるが、柳瀬氏は「私が外部の方に対して、
首相案件になっているといった具体的な話をする
ことはあり得ません」と否定した。
その後、愛媛県の文書とほぼ同じ内容の文書
が農水省で見つかり、文部科学省が内閣府から
受け取ったメールには、15年4月2日に柳瀬氏と
愛媛県や今治市職員、加計学園幹部らが面会
する予定と記されていた。
立憲民主党など野党6党は柳瀬氏の証人喚問
を要求し、参考人招致にとどめたい与党と駆け
引きが続いている。
いずれの方法にせよ国会招致は避けられない
状況になり、安倍晋三首相は4月26日、衆院
予算委員会で「柳瀬氏は国会に呼ばれれば、
しっかりと誠実にお答えする。知っていることを
すべて明らかにしてもらいたい」と答弁した。
柳瀬氏は、面会の有無が国会で問題になった
昨年7月、職員らと会った可能性を周辺に認め
ていたことが明らかになっている。
名刺交換しなかったため、記憶がないという。
自民党幹部は1日、柳瀬氏の4月10日の
コメントを踏まえ「愛媛県や今治市の職員は
加計学園関係者の後ろにいたから、記憶に
残っていないのだろう。学園関係者との面会
を認めても、うそをついたことにはならない」と
述べ、従来の説明との整合性はとれるという
見方を示した。
しかし、柳瀬氏が加計学園側との面会を認め
れば、特区での認定が「加計ありき」だったと
いう疑いはより深まる。
野党が会談内容を追及するのは確実で、
政府はさらに追い込まれる可能性がある。
【村尾哲】
【転載終了】
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民間では通用しないようなことを平気で
いうのが凄いですね。
どこの関係者かわからないのだろうから、
必ず、名刺交換するでしょう。
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