柳瀬唯夫・元秘書官のデタラメ答弁に怒りの声・・・

LITERA


【転載開始】


■柳瀬唯夫・元秘書官のデタラメ答弁に怒りの声!

京産大元教授が「国はアンフェア」と憤り、

 愛媛県知事は柳瀬氏の嘘を暴露

 2018.0511


 「私はいまでも愛媛県や今治市の職員が同席者

にいたかはわからない」「(面会は)来る者拒まず」

「(加計関係者との面会を)総理には報告したこと

はない」──人を食ったような答弁に終始した、

昨日の柳瀬唯夫・元首相秘書官の参考人招致。

「膿を出し切る」どころか、むしろ加計学園がいかに

特別な厚遇を受けてきたかが浮き彫りになった。


 ところが、安倍自民党はどこまでも逃げる気だ。


 実際、自民党の竹下亘総務会長は昨日、

柳瀬氏の参考人招致後に「何か『えっ』という

話はどこにもなかった」と語り、森山裕国対

委員長も「一定の区切りがついた」と発言。

あの茶番劇で幕引きを図ろうというのだ。


 さらに、本日夕方、安倍応援団のひとりで

ある反町理キャスターがメインを務める御用

番組の『プライムニュース イブニング』(フジ

テレビ)に緊急生出演した安倍首相は、こう

主張した。


 「柳瀬さんはひとつひとつ記憶を呼び起こし

ながら誠実に答えていた」

「柳瀬さんも私からの指示を受けたことはない

と述べたが、私から指示を受けたと言う人は

誰ひとりいないのは事実」

「(加計との面談を柳瀬氏が首相に報告しな

かったことは)全然問題ない」


 さらに安倍首相は、「加計学園獣医学部の

倍率は約20倍。これまで獣医学部の申請が

されなかったことは、はっきり言って『行政が

歪められていた』と思う」とまで述べた。


 行政を歪めた張本人が“歪められた行政を

糺した”と正当化するとは、まったく厚顔無恥

も甚だしいが、しかし、獣医学部新設が「加計

ありき」だったことを裏付ける、新たな証言が

出てきた。


 それは、京都府とともに国家戦略特区での

獣医学部新設に名乗りを上げていた京都産業

大学の大槻公一元教授だ。


 大槻氏は「鳥インフルエンザ研究の第一人者」

と呼ばれる人物で、京産大は獣医学部新設に

向け、2006年に大槻氏をセンター長に迎えた

「鳥インフルエンザ研究センター」を、2010年

には動物生命医科学科を設置するなど、入念

な“準備”と“実績”を重ねてきた。

にもかかわらず、「広域的に獣医学部のない

地域に限る」「2018年度開学」といった加計に

有利な条件が次々に打ち出され、新設を断念

した。

このことについて、大槻氏は昨晩放送された

『報道ステーション』(テレビ朝日)の取材に応じ、

「私たちの計画にいきなりフタをかぶせられて

しまいました。国のやり方はアンフェアだと思い

ます」と述べた。


■京産大の大月元教授「安倍首相と加計理事長の

 仲は獣医界では有名」


 さらに、大槻氏はこのように正直な思いを吐露

したのだ。


 「獣医界では安倍総理と加計さんが仲が良い

のは有名な話です。しかし、この問題について

は、政治は関係ないと思っていたのです」


 安倍首相と加計孝太郎理事長の仲は獣医界

では有名だった──。

大槻氏は「文科省や内閣府には相談に行きま

したが、官邸に行くなんて発想は毛頭ありませ

んでした」とも述べていたが、首相と昵懇の大学

だったからこそ官邸で面談を3回も実現できたし、

何のつながりもない大学にとっては、そんなこと

は考えもしない話だったのである。


 それどころか、京産大と京都府が国家戦略特区

に手を挙げた2016年3月の2カ月前、府の職員ら

と大槻氏が内閣府を訪ねた際、ひどい言葉まで

投げつけられているのだ。


 大槻氏はこう証言している。


 「個人的な印象ですが、歓迎という雰囲気では

ありませんでした。藤原豊・地方創生推進室次長

(当時)から「今治は前から一生懸命やっている

のに、後から出てきて。どうしてもっと早くやらな

かったのだ」といった趣旨のことを言われました」

(朝日新聞デジタル4月13日付)


 愛媛県文書でもあきらかになったように、政府

が国家戦略特区での獣医学部新設を検討する

方針を示す2カ月も前に、藤原次長は加計側に

「政府としてきちんと対応していかなければなら

ないと考えており、県・市・学園と国が知恵を出し

合って進めていきたい」

「かなりチャンスがあると思っていただいてよい」

などとバックアップを約束し、懇切丁寧なアドバイス

までおこなっていた。

それなのに、独自に入念な準備と実績を重ねて

きた京産大と京都府には「後から出てきて」と突き

放していたのである。

──これこそを、「行政が歪められていた」と言う

べきだろう。


 だが、こうしたなかで声をあげているのは大槻氏

だけではない。

柳瀬氏の答弁を「誠心誠意すべての真実を語ら

ないというのが印象だ」と看破したのは、愛媛県の

中村時広知事だ。


■愛媛県の中村知事が柳瀬氏を嘘つきと批判!


 蓮舫が指摘した“空白の9分間”


 中村知事は本日おこなわれた会見で、柳瀬氏が

“面談時におもに話したのはメインテーブルに

座っていた吉川泰弘・元東京大学教授(現・岡山

理科大獣医学部長)らだ”“随行者は後ろに座って

いた”などと答弁したことに対し、

「県職員3人はメインテーブルに柳瀬氏側の3人と

向かい合って座った。柳瀬氏と名刺も交換し、

しっかりと県の立場を発言している」と反論。

その上で、会見後には、愛媛県職員が交換した

柳瀬氏の名刺と、職員が柳瀬氏におこなった

発言をまとめたメモを公開したが、この名刺には

「27.4−2」と日付けのスタンプが押されていた。


 中村知事は「嘘は他人を巻き込むことになる」

と柳瀬氏の答弁を批判したが、そもそも愛媛県側

に嘘をつく理由は何もない。

「記憶にない」などと柳瀬氏に白々しい芝居を

打たせ、自己保身のために嘘をつかせているのは、

言うまでもなく安倍首相だ。


 しかも、昨日の柳瀬氏の参考人招致では、

気になる追及があった。

2016年4月2日に加計関係者や愛媛県、今治市

職員らが官邸を訪問した際の面会時間について、

柳瀬氏は「90分はさすがに長すぎるかと」と述べ

たが、これに対して立憲民主党の蓮舫参院議員

は「40分間だったのではないか」

「15時からはじまって15時40分に関係者全員が

退室したという情報を得ている」と述べたのだ。


 これが何を意味しているかといえば、同日、

首相動静によると、安倍首相は15時35分から48分

まで、下村博文文科相と山中伸一文部科学事務

次官と面談をおこなっている。

じつはそのあと、安倍首相の次の面談がはじまる

まで「空白の9分間」がある。

つまりこの間に、柳瀬氏が安倍首相ならびに

下村文科相に「報告」をおこなった可能性がある

のだ。


 愛媛県文書には、下村文科相が安倍首相との

会食時に「加計学園は課題への回答もなくけしか

らん」と言っていたという記載がある。

柳瀬氏は「記憶にない」としらばっくれたが、

中村知事はこのことについても、職員は

「あの(記載の)通りだ」と報告しているとした。


 何度も言うが、愛媛県職員に嘘をつく理由はない。

虚偽答弁を強要し、自分に不都合な証言、

証拠をことごとく踏みにじり、行政だけではなく国会

さえも歪めている安倍首相。

このまま逃がすわけにはいかない。

(編集部)


【転載終了】

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 安倍首相は己の不都合を隠すため、

優秀な官僚を潰しているような気がします。


 次期事務次官候補であった柳瀬氏も

このまま天下りか?


 財務省の佐川氏も何れ事務次官になる

だろうと言われていましたね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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