安倍首相を守ろうと論理破綻・・・

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】

■安倍首相を守ろうと論理破綻 柳瀬氏と自民党の支離滅裂

 2018年5月14日


 週末(12、13日)に行われた共同通信

の世論調査で、参考人招致された柳瀬

唯夫元首相秘書官の国会答弁について

「納得できない」が75.5%に達した。


 愛媛県の中村時広知事から“ウソつき”

呼ばわりされ、名刺や会談内容など

あれだけの“証拠”を突き付けられた

のだから当然だが、柳瀬氏の答弁内容

をあらためて検証してみると、愛媛・今治

の職員とは「記憶の限り会っていない」と

いう過去の発言との整合性を取るために、

首相秘書官としてあり得ない発言をして

しまっていることが分かる。


 国家戦略特区に申請しようとしている業者

と官邸で会っていることの方が、自治体職員

と会っているより、むしろヤバイんじゃないのか。


 「補助金の申請の仕方など、業者の相談に

役人が対応することはあります。ただ、総理

直結の秘書官がそれをすることは異例。通常

は内閣府や文科省など担当者を紹介し、自分

が業者と直接会うことはありません。今回の

柳瀬氏のケースのように文科や農水の参事官

を横に置いて加計学園関係者と会えば、この

件は『総理案件』となり、そこでの秘書官の話

は『総理のご意向』となってしまいますからね」

(元経産官僚・古賀茂明氏)


 同じことは自民党にも言える。14日の予算委

の集中審議に野党は中村愛媛県知事の参考人

招致を要求したものの、自民党が拒否した。


 これについて立憲民主党の枝野幸男代表が、

「前知事(加戸守行氏)を呼んでおいて、

現知事を呼ばないのは理屈が合わない。

加計隠しそのものだ」と怒っていたが、その通り。

加戸前知事は今治への獣医学部誘致に協力

した人物ではあるが、国家戦略特区としての

加計問題とは無関係。

柳瀬氏と面会した職員の代理人としての中村

知事の方が、よっぽどこの問題の当事者である。


 「『関わっていたら辞める』と言ってしまった

安倍首相を守るため、クロをシロにしようと

ウソを重ねた結果、ぐるっと回って最後に

整合性が取れなくなってしまった、ということ

です。『疑われるようなことをして不徳の致す

ところ』などと、安倍首相が最初のうちに謝って

おけば、財務省が文書を改ざんすることも

なかったでしょうし、柳瀬氏の答弁も致命傷

にならなくて済んだでしょう。無理に策を弄し

て、大事にしてしまいました」(古賀茂明氏)


 論理破綻の支離滅裂――。

安倍首相を守ろうとすると、みんな墓穴を

掘ってドツボにハマるのである。


【転載終了】

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 国会の集中審議で安倍首相と麻生財務相が

野次を飛ばし、審議が紛糾したようですね。


 もう少しツートップにはレベルの高い答弁を

してほしいものです。


 海外からもいい笑いものです。


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