“安倍政権の膿”噴出の可能性

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■注目集まる放送法文書の真贋

 総務省から怒りの内部告発続出!

 “安倍政権の膿”噴出の可能性

 公開日:2023/03/06


立憲民主党の小西洋之参院議員の元には

新たな「内部告発」が(C)共同通信社


 放送法の政治的公平性の解釈を巡り、

安倍政権が総務省に圧力をかけた記録

とみられる「内部文書」の真贋に注目

が集まっている。


 省内から入手した文書を基に

「個別の番組に圧力をかける目的で

法解釈を変えた」と追及する野党に対し、

岸田内閣が「文書は捏造」

「文書の正確性、正当性に疑義」と主張

しているからだ。

この政府の態度に、総務省内部から怒り

の声が噴出。

今後、内部告発が続出する可能性がある。


■閣僚の態度に「呆れた」「悔しい」


 文書は、元総務官僚で立憲民主党の

小西洋之参院議員が同省職員から入手。

2014~15年、安倍官邸が政治介入し、

法解釈の変更を迫る過程が詳述されて

いる。

当時の礒崎陽輔首相補佐官の

「けしからん番組は取り締まるスタン

スを示す必要がある」といった発言

まで記録されている。


 3日の参院予算委員会で小西氏が追及

すると、岸田首相は「文書の信憑性」

を盾に答弁拒否。

松本総務相も「正確性が確認できない」

と逃げ、当時、総務相だった

高市経済安保担当相は「捏造文書」と

断言した。

この閣僚らの答弁ぶりに、総務官僚から

怒りの声が上がっているという。


 小西議員本人がこう言う。

「3日の予算委での閣僚たちの態度に対

して、総務省の現職職員から『呆れた』

『悔しい』という声が私の元に届いて

います。私に内部文書を提供した職員に

対する称賛も上がっている。内容は言え

ませんが、新たな内部告発も届きました。

それだけ、省内に積もり積もった政治

介入への怒りがたまっているということ

でしょう」


 問題は、安倍官邸の圧力によって

放送法がねじ曲げられた可能性がある

ことだ。

総務省は従来、放送法の政治的公平性

について「放送事業者の番組全体を見て

判断する」との見解を示していたのに、

16年2月に示した政府見解で

「一つの番組でも判断できる」と、

百八十度変更。

その結果、テレビ局は一つ一つの番組の

政治的公平性に配慮せざるを得なくなり、

萎縮してしまった恐れがある。


■職員が捏造に手を染めるメリットが

 ない


「正確性が確認できない」と言った

松本剛明総務相(C)共同通信社


 文書に記された圧力が真実なら、

トンデモナイ話だ。

本当に高市氏が言うような「捏造文書」

なのか。


 ある総務省OBはこう言う。

「細かい文言は不正確な部分があるかも

しれないが、あれだけ詳細に記載された

文書を職員が“作文”できるとは思えない。

大まかな流れは正しいのではないか。

そもそも、職員が捏造に手を染めるメリ

ットが見当たりません。仮にバレたら、

間違いなくその職員は徹底的に干される

でしょう。あまりにリスクが大きすぎま

すよ」


 実際、圧力をかけていたとされる礒崎氏

も、総務省と意見交換した事実は認めて

いる。

今後、内部リークが続けば、放送法に手を

突っ込んだ安倍政権時代の“膿”が、

どんどん噴出する可能性がある。

「辞職」と啖呵を切った高市氏のみならず、

岸田首相も無傷では済まないだろう。


【転載終了】

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 安倍晋三のやったことを全て晒して

ほしいですよね。


 日本のマスコミを世界の同業から

″日本にはジャーナリズムがない″とま

で言わしめてしまったのですから。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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