SVB経営破綻は序章、リーマンショックでは2週間後に本格的な大暴落
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【転載開始】
■SVB経営破綻は序章、リーマンショック
では2週間後に本格的な大暴落
SVB破綻の影響はこれからが本番だ
政府審査で対象外の銀行も多数
2023年3月15日
*三井住友DS
SVB(シリコンバレー銀行)の経営破綻から
4日が経過しましたが、この影響はジワジワ
と世界に広がっています
3月14日の金融市場は世界的に売りの流れ
一服して買い注文が強まり、アメリカ政府の
介入もあって騒動が収まるとの意見が
強まって買いの流れが強まりました。
SVB経営破綻から下落していた相場は一旦
持ち直したように見えますが、この暴落に
よって世界経済は僅か1日で300兆円を消し
飛ばしたとも言われているほどに損害を受け、
SVBの経営破綻をキッカケにして他の銀行に
対する不安が拡大。
実際にアメリカ政府が実施している金融
機関のストレステスト(健全性の審査)には
SVBが含まれておらず、多数の銀行が政府
当局の審査を受けていないことが発覚して
います。
元々はリーマンショックをキッカケにして
金融当局が資産などを調査するとしていまし
たが、今回の騒動で破産した
「シリコンバレーバンク」と
「シグネチャーバンク」など全く把握して
いなかったほどにザルだったということです。
そもそも、アメリカ政府と
FRB(連邦準備制度理事会)の急激な金利上昇
がSVB経営破綻の理由であり、金利上昇に
よって経営が急激に悪化した銀行は非常に
多くあります。
それに加えてストレステストすら受けていな
い銀行が多数あるわけで、この政策路線を
根本から変えなければ、次々に連鎖破綻する
銀行が出てくるのは時間の問題です。
シリコンバレー銀行の経営破綻が早かった
だけに、潜在的な経営破綻のリスクは山の
ようにあったと言えるでしょう。
リーマンショックではリーマンショックの
経営破綻が報道されてから2週間後に本格的
な暴落がやって来ました。
リーマンショックの初期は楽観論が飛び交い、
逆に金融相場は一時的に値段が上がっていた
のです。
そこから裏の隠れていた問題や倒産が次々
に表面化したことで暴落が起き、数年に及ぶ
金融不安に繋がりました。
少なくともこの1ヶ月間は特に警戒が必要な
局面になると思われ、いつ暴落や連鎖破綻が
起きても不思議ではないのです。
★米 経営破綻の2銀行 「ストレステスト」
対象外 審査追いつかず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/
20230315/k10014008801000.html
アメリカでは今月10日から12日、「シリコ
ンバレーバンク」と「シグネチャーバンク」
が相次いで経営破綻し、FRB=連邦準備制度
理事会がリスクを事前に把握できなかった
問題が指摘されています。
アメリカでは、2008年の金融危機を教訓に
金融機関の健全性をチェックする厳しい審査、
ストレステストを導入しています。
審査は、1000億ドル以上の資産を持つすべ
ての金融機関が対象です。
アメリカ金融当局の関係者によりますと、
破綻した2つの銀行は去年12月の時点では
1000億ドル以上の資産がありましたが、
去年の審査対象やことし予定されている審査
の対象にも入っていなかったことが分かりま
した。
【転載終了】
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穏やかに収まっていくことを願うしか
ないですね。
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