大谷翔平は「最高級品」ゆえのオール特別待遇だった・・・
緊急連載 WBC世界一奪還の内幕
【転載開始】
■大谷翔平は「最高級品」ゆえのオール特別待遇
だった
決勝戦リリーフ登板は本人がエ軍に“直談判”
公開日:2023/03/24
大谷はヌートバーの招集にも尽力
(C)共同通信社
「MLBにとっては、メジャーリーガーが出た
からこれだけ盛り上がった、我々の商品が優れ
ているんだ、という考えなんでしょう」
WBC東京ラウンドを主催した読売関係者が
こう漏らした。
日本が2009年大会以来の世界一を奪還した
今大会。
試合のテレビ視聴率は連日40%を超える記録
的数字を叩き出すなど、社会現象になった。
■栗山監督・NPB・WBCIが特段の配慮
侍ジャパンの中心にいたのが
大谷翔平(28=エンゼルス)だ。
日本の現役プロ野球選手で老若男女問わず名前
も顔も知られる唯一無二の存在。
多数の企業CMにも出演するなど、この1カ月に
おけるメディアへの露出は突出している。
投打にわたる大活躍で大会MVPを受賞しただ
けでなく、選手の招集においても大いに貢献し
た。
家族のことを考えて代表入りを逡巡していた
ダルビッシュ有(36=パドレス)を口説き落と
したし、日系アメリカ人として初めて代表入り
したヌートバー(25=カージナルス)に声を
かけ、説得したのも大谷の通訳である
水原一平氏だった。
そんな大谷はWBCを主催する
WBCI(MLBとMLB選手会による共同運営)に
とって、最高級の“商品”である。
今季年俸は3000万ドル(約40億円)。
FAとなる今オフには、総額500億円とも
1000億円ともいわれる契約を結ぶとの見方も
ある。
20社前後の広告スポンサーを抱える大谷の
今大会における世界的な経済効果は1500億円
以上に上るとの指摘もある。
■起用の主導権は本人とエンゼルス
超がつくスーパースターだからこそ、主催者
はもちろん、栗山英樹監督(61)やNPBは
大谷に対して格段の特別扱いが必要だった。
栗山監督は常に大谷への細やかな気配りを
欠かさなかった。
というか、代表周辺では、栗山監督が就任した
のは大谷がスムーズにストレスなくWBCへ
出場するためのNPBによる配慮、とさえいわれ
た。
栗山監督は当初、大谷を投打二刀流で
フル回転させるつもりだったが、投手としては
登板日や球数、登板間隔、打者としても
指名打者での限定起用、打席数に至るまで、
エンゼルスと大谷の要望をもとに決定した。
主導権は常に、海の向こうにあった。
毎日、体の状態を確認しながらの起用。
少しでも異変が起きれば試合で使えなくなる
可能性があった。
大谷自身の綿密なケアもあって大事には至ら
なかったが、栗山監督が決勝戦で抑え起用した
件について、リリーフ起用したダルとともに、
「あえて僕のほうからアプローチしなかった」
と言ったのは、大谷本人がエンゼルスを説得し
て実現した特例中の特例だったからだ。
■代表合流日を巡る顛末
宮崎合宿招集には至らなかったが・・・
(WBC日本代表に合流するために
帰国した大谷=1日、羽田)
/(C)共同通信社
代表合流日についても紆余曲折があった。
栗山監督は宮崎合宿からの合流を求めていた
が、WBCの大会ルールでメジャー選手は
大阪での強化試合からしか出場できなかった。
宮崎合宿から参加するには、故障した際の
損害保険に加入し、その年の年俸を所属先の
球団に補償する必要があった。
NPBは大谷のために、数千万円ともいわれる
費用を準備。
結果的にエンゼルスと大谷が合宿期間中は
米国で調整を進めたいとの意向を示したこと
で、合宿招集を断念。
中日との壮行試合が行われた名古屋滞在中の
3月3日に代表へ合流することになった。
「侍ジャパンとしては高いチケットを
買ってくれたファンと、巨額の広告料を
払っているスポンサー、グッズの売り上げ
などを勘案し、WBC管轄になる大阪での
強化試合前、侍ジャパンとしての活動中の
合流を希望していた。試合には出られない
が、打撃練習だけでも披露してくれれば
格好がつく。大谷もこれを快諾、日本時間
2日に予定されていたオープン戦の登板日
を1日前倒しして帰国。4日にフリー打撃
を披露し、規格外の打球を飛ばしてファン
とスポンサーを大喜びさせたといいます」
(メディア関係者)
侍ジャパンを運営するNPBも、大谷への
配慮を欠かさなかった。
宿舎でトラブルがあったら困ると、大谷
の部屋の隣には代表を担当する旅行会社の
責任者が常駐。
チームが移動する際にはユニクロの
オフィシャルスーツでなく、大谷のスポン
サーである「ヒューゴ・ボス」の着用を認
めた。
「大谷が抱えるスポンサーの多くは、WB
Cのオフィシャルスポンサー。東京ラウンド
には大谷の代理人であるネズ・バレロ氏も
帯同していて、主催者のWBCIは大谷にかな
り気を使っていました。試合では、メディア
の要望を受けてヒーローインタビューや記者
会見の人選が行われていましたが、WBCI
関係者は『連日、大谷選手を要望されても困
る。本人の負担にならないようにしたい』と
言っていた。それだけ大谷を大事な商品だと
考えていたからです。ただでさえWBCに出る
ことは負担が大きいのに、コンディションを
崩してケガでもしたら大問題。大谷自身も
取材を断ったり、嫌がるケースもあったし、
騒ぎになるのが嫌で新幹線でのチーム移動に
難色を示したこともあるそうですが、チーム
が勝ち続けてテンションが上がったのか、メ
ディアの取材にも協力的になっていきました」
(代表関係者)
大会史上最高の盛り上がりとなった裏には、
大谷はもちろん、関係者の努力と苦労があっ
たのだ。
【転載終了】
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韓国紙が書いていましたが、
「野球」と書いて「大谷」と読む。
大谷のための、大谷による、
″大谷のWBC″という感じですね。
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