盛り上がるワクチン不信の世論と政府が・・・

どうする、どうなる「日本の医」


【転載開始】


■盛り上がるワクチン不信の世論と政府が

 発表した「新しい生活様式」への違和感

 公開日:2023/03/28


国民のワクチンへのイメージは急速に悪化

(写真はイメージ)/(C)共同通信社


 コロナ対策が変わる。

政府は3密回避など「新しい生活様式」を

発表し、準備に余念がない。

私は、この対応に違和感がある。

それは、ワクチン接種が含まれていない

からだ。


 我が国のコロナ対応は失敗の連続だった。

政府・専門家が「3密回避」を強調したた

め、高齢者は自粛し、健康を損ねてきた。

米ワシントン大学の調査によれば、コロナ

死者の約5倍も、それ以外の理由で亡く

なっている。

この比率は先進国最大で、最も多い死因は

老衰だ。


 高齢者の健康を守るために何をすべきか。

ワクチンを打つことだ。

変異株に対する追加接種の有用性は、多く

の研究で示されている。


 3月10日、韓国疾病対策センター(CDC)

は、BA.1、BA.2変異株に感染歴がある人

に追加接種することで、新たな変異株BA.5

の感染を約9割減らしたと、

「米国医師会誌ネットワーク・オープン」

に報告している。


 世界はワクチンを重視する。

米CDCが高齢者に対し推奨するのは、

ワクチンとマスクだけで、日常生活には

言及していない。

厚労省も、このあたりは分かっている。

高齢者や持病を有する人を対象に夏前の

追加接種を準備している。


■ワクチン不信は合理的か?


 なぜ、厚労省はワクチンを積極的に推奨

しないのだろう。

一つの理由はアンチ・ワクチン世論の盛り

上がりだ。

口火を切ったのは週刊新潮だ。

昨年12月22日号で「コロナワクチン『不

都合なデータ』徹底検証」という記事を

掲載した。他誌も追随した。


 週刊文春は「昨年12月までに厚労省に

報告された、ワクチンの接種後に死亡し

た事例は1917件に上ります」(1月26日号)

と報じている。

ワクチン不信が強い日本で、ワクチン批判

の記事は売れるのだろう。

国民のワクチンへのイメージは急速に悪化

している。


 ただ、週刊誌で展開される論理は非合理

的だ。

偶然でも説明可能だからだ。

昨年1~9月に、50歳未満の若年の国民

2万8613人が亡くなっている。

急死することが多い大動脈解離や脳血管疾患

だけでも1892人だ。

彼らが年間1~2回のワクチンを打てば、

毎月20件くらい偶然の一致が起こる。


 世界の議論は違う。米CDCは、「歴史上、

最も厳格にモニターされた中、すでに何百

万人がワクチンを打っている」

「コロナワクチンは有効かつ安全」と結論

している。


 根拠とする研究は多数存在する。

1月16日に米カイザーパーマネンテ

南カリフォルニアの研究者が、「ワクチン」

誌に発表した研究によると、7つのワクチン

安全性データリンクサイトに登録されている

会員データを解析したが、副反応による死亡

の増加は認めず、コロナ以外の死亡率も

低かったという。

この研究は、全米人口の3%を対象とした

大規模なもので、信頼性は高い。


 これが世界の議論だ。

日本は合理的に考えねばならない。


【転載終了】

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 ワクチン接種が必要か否かは判断

しずらいですが、個人的にはあまり

必要がないような気がします。


 両親が高齢で心臓に疾患があるの

でワクチン接種はしていません。

個人的には、私や妻は念のため接種

しているという感じですかね。


 両親が短期入所している施設でも

集団感染があり、担当ケアマネさん

も感染しています。

施設職員はもちろん、入所者もワク

チン接種しているのに未接種の両親

は感染しませんでした。


 ワクチンの効果に疑義が生じるの

も確かですね。


LC=相棒's のじじ~放談!

時事関係や自動車関係などの記事を書いています。

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