愛媛県知事 「何事も正直と真実を覆すことはできない」

NHK NEWS WEB


【転載開始】


■愛媛県知事 「何事も正直と真実を覆すことはできない」

 5月25日 13時37分


 加計学園の獣医学部新設をめぐり、

愛媛県が国会に提出した新たな内部文書

について、愛媛県の中村知事は25日の

定例会見で、やり取りを可能なかぎり正確

に書き取ったものだとしたうえで、

「文書が事実だと困る人がいるのか。何事も

正直と真実を覆すことはできない」と述べました。


 加計学園の愛媛県今治市での獣医学部新設

をめぐって愛媛県は、新たな内部文書を国会に

提出し、この中には、学園側からの報告として、

今治市が国家戦略特区に提案する以前の

平成27年2月25日に、加計理事長が安倍総理

大臣と面談し、獣医学部の構想を説明したなどと

記載されていて、安倍総理大臣は、文書に記載

された日に面会していないとして、文書の内容を

否定しています。


 愛媛県の中村知事は25日の定例会見で、

「愛媛県の文書はやり取りを可能なかぎり正確に

書き取り、ありのままを書いている」と述べました。


 そのうえで、インターネット上などの一部で

「県の文書は、一部の字体が異なり、ねつ造では

ないか」という指摘があることに対し、

「当初から言うように文書は職員の口頭報告用の

備忘録だ。間違ってはいけないという職員の気持

ちが強いから、強調すべきところの字体を変える

のは当たり前のことだ」と述べ、ねつ造について

否定しました。


 そのうえで、中村知事は「この文書が事実だと

困る人がいるのか。何事も正直、真実というもの

を覆すことはできない」と述べました。

 さらに、柳瀬元総理大臣秘書官のこれまでの

対応について、「記録がない、記憶がないとして

いるのに、安倍総理大臣に報告しなかったという

ことだけは明確に覚えているのは、一般の常識

では無理があるのではないか」と重ねて批判

しました。



■加計理事長と首相の面談「担当者から報告受けた」

 今治市長 5月25日 18時52分


 加計学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県が

国会に提出した新たな内部文書で、3年前の

2月に加計理事長と安倍総理大臣が面談した

とされることについて25日、今治市の菅良二

市長は、あくまで伝聞だとしたうえで、

「当時、理事長と安倍総理が会ったという話を

学園から担当者が聞き、その報告を受けたと思う」

と述べました。


 加計学園の愛媛県今治市での獣医学部新設

をめぐって、愛媛県は新たな内部文書を国会に

提出し、この中には学園側からの報告として、

今治市が国家戦略特区に提案する以前の

平成27年2月25日に、加計理事長が安倍総理大臣

と面談し、獣医学部の構想を説明したなどと記載

されています。


 一方、安倍総理大臣は、文書に記載された日に

面会していないなどとして、文書の内容を否定して

います。


 今治市の菅市長は25日夕方、記者団の取材に

応じ、当日の面談について質問されたのに対し、

「当時、『理事長と安倍総理が会った』という話を

学園側から担当者が説明を受け、担当者からの

報告に対し、『あ、そうなの』と答えたと思う」と

述べました。


 一方で「あくまで伝聞ではっきりとした記憶ではない。

私どもが、2人がお会いしているのを見ているわけ

ではない。

官邸の記録なども無いようなので、白紙の中で考え

ないといけないなと思っている」と説明しました。


【転載終了】

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 今治市側が、伝聞だとしたうえでも認めた

のは初めてではないでしょうか。


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