安倍政権がついに詰む?もう一つの「爆弾文書」とは・・・
AERA dot. 5/29(火) 配信 AERA 2018年6月4日号より抜粋
【転載開始】
■安倍政権がついに詰む?もう一つの「爆弾文書」とは
愛媛県の文書にあった安倍首相の
「いいね」。
加計学園の特区選定に疑念を感じない
国民は今や少数派だ。
根拠も示さず証拠や証言を否定する首相
の姿勢が、この国のあちこちに投影されて
しまっている。
* * *
あの文書が出てくれば、「詰む」──。
国会でそうささやかれるのが、加計学園や
官邸関係者との一連のやりとりについて、
今治市が記録した文書だ。
土地を無償譲渡し、補助金も県の2倍を負担
する今治市は、加計側とより密接な関係を
持つ。
その記録は県の文書と一致するのか、
首相の言い分を支えるのか。
首相にとってとどめの一撃となる可能性がある。
今治市は25日現在、文書を開示していない。
菅良二市長はその理由をこう説明する。
「国や県に迷惑がかかってはいけない。
マイナスのイメージがあってもいけないから」
05年から今治市長を1期務めた越智忍愛媛
県議会議員(60)は「この段階で市が公文書を
非開示にするのはおかしい」と指摘する。
「獣医学部自体には賛成だけど、経緯に
不明朗な点が多すぎます。本来は認めら
れないものを認めるのが特区なんだから、
『総理と長年おつきあいがあって学校を
たくさん経営している人物なら間違いない
と決めた』と最初の段階で明言すれば
よかった。批判は出るだろうけど、国の特区
でやるのに総理の意向が働いてもいいと
いうのも正論でしょう。でも最初の作文を
間違えて、ちょこちょこほころびが出るたびに
大騒ぎして行政の信頼を損ねている。やましく
ない人はちゃんと話しているけど、隠して話さ
ないと逆にやましいことがあると思われて
しまいますよね」
そもそもこの事案は「構造改革特区」として
今治市と県が07年から申請を続け、15連敗
した経緯がある。
隠し立てをする必要はないはずだ。
「堂々と勝ち、堂々と負けよ」 関西学院大学
アメフト部は、この一節を核とする詩をメンバー
で朗読し、試合に臨む。
心ならずも危険なタックルで同校のクオーター
バックを傷つけてしまった日大の宮川泰介選手
もまた、謝罪会見では見る者の胸を熱くする
ような誠意を、堂々たる態度で見せた。
一方、地位に恋々とする安倍首相を守るため
に多くの役人が犯罪的行為に手を染め、命を
絶ち、国権の最高機関で虚偽答弁を繰り返して
は国民に尻を向けたまま不名誉な退場を繰り
返している。
国を支える組織も、民の心も傷つきすぎた。
安倍首相よ。最後ぐらい堂々と負けよ。
(編集部・大平誠)
【転載終了】
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文書がほとんど黒塗りなのは、今治市に
取っても命とりになるからでしょうね。
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