タックル問題で再燃 日大理事長の交遊関係に“マル暴”の影
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■タックル問題で再燃 日大理事長の交遊関係に“マル暴”の影
2018年5月30日
日大アメフト部員の“悪質タックル”問題は
日大トップの解任問題にまで飛び火しそうな
勢いだ。
数年前、国会でも取り上げられた日大の
田中英寿理事長(71)と、広域指定暴力団
幹部との“親密”写真問題が再燃している
からだ。
田中理事長の黒い交際疑惑を裏付ける、
6代目山口組の司忍組長とのツーショット
写真を巡っては、2015年に香港の英字
新聞「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」
など海外メディアが次々に報じている。
“黒い関係”を巡る疑惑は国会にも飛び火し、
同年4月には、維新の党(当時)の牧義夫
衆院議員(現・国民民主党)が、
<日大の理事長としてというよりも、これは
間違いなくJOC(日本オリンピック委員会)
副会長であるからこそ、その裏社会との
関係を懸念する記事が出ている>と指摘した。
いつの間にか田中理事長の“疑惑の交友関係”
はウヤムヤに終わったが、アメフト事件を契機に
日大の体質そのものに目が向けられ、再び
問題視され始めた。
最新号の「週刊文春」は、司忍組長とのツーショット
写真を掲載。
ネットメディアも、闇社会との関係を報じ始めている。
■海外ニュースが報じた黒い関係
田中理事長や日大は、暴力団幹部との写真や
交際について「(写真は)作られたもの」「事実無根」
と一貫して主張しているが、暴力団関係者との
写真は、司忍組長とのツーショット写真だけでは
ない。
指定暴力団住吉会の福田晴瞭元会長との写真
も出回っている。
さらに、右翼系の敬天新聞には、09~10年に
撮影されたとみられる山口組幹部とのツーショット
写真も掲載されている。
はたして、田中理事長は暴力団と関係があるのか。
米ニュースサイト「デーリー・ビースト」は、
14年1月に「ザ・ヤクザ・オリンピックス」と題した
記事の中で、
<田中英寿氏は福田会長と過去においてよい友人
だった><山口組のボスの少なくとも1人、さらには
他の暴力団の構成員とも友人関係を維持している
ことを示す書類もあった>などと紹介している。
暴力団関係に詳しいノンフィクション作家の
溝口敦氏がこう言う。
「そもそも、暴力団はボクシングや相撲などの
体育会とのつながりが強い。ただ、一般的に、
暴力団側は『声がかかれば会って腹を割って
話をする』という立場なので、もし関係がある
とすれば、田中理事長の方から接触を持ち
かけた可能性が高い。恐らく、理事長の趣味、
肌が合うといった感覚で交際していたのでしょう。
写真は『合成だ』という主張が世間に通じるか
どうか」
改めて日大とJOCに田中理事長と暴力団の
関係について問い合わせたが、期日までに
回答はなかった。
仮にも田中理事長は生徒数7万人を誇る
マンモス私大のトップだ。
もはや、いつまでもウヤムヤにできる状況じゃ
ないだろう。
男らしく表に出てきて話をした方がいい。
【転載終了】
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日大といえば「相撲部」が有名ですよね。
田中理事長は相撲部出身で、現在も
総監督という立場のようです。
田中理事長が表に出てこない理由が
この問題だといわれています。
相撲といえば、「八百長」を想像しますが、
数年前に反社会団体の土俵際観戦を禁止
しましたね。
相撲と反社会団体の関係もよく取りざた
されます。
いつまでたっても疑惑は拭えないのが現実
ですかね。
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