「移民流入」日本4位に 15年39万人、5年で12万人増
西日本新聞
【転載開始】
■「移民流入」日本4位に 15年39万人、5年で12万人増
2018年05月30日
人口減と少子高齢化による人手不足を背景に、
日本で働く外国人が増え続ける中、
経済協力開発機構(OECD)加盟35カ国の
最新(2015年)の外国人移住者統計で、
日本への流入者は前年比約5万5千人増の
約39万人となり、前年の5位から韓国を抜いて
4位に上昇した。
OECDの国際移住データベースから判明。
日本が事実上の「移民大国」であることが
浮き彫りになった。
日本語教育の推進など定住外国人の支援策が
急がれる。
国際移住データベースは、世界約200の
出身国・地域別に1年間のOECD加盟35カ国
への外国人移住者を集計している。
日本への移住者は「有効なビザを保有し、
90日以上在留予定の外国人」を計上している
という。
15年のトップ10は(1)ドイツ(約201万6千人)
(2)米国(約105万1千人)(3)英国(47万9千人)
(4)日本(約39万1千人)(5)韓国(約37万3千人)
(6)スペイン(約29万1千人)(7)カナダ(約27万2千人)
(8)フランス(約25万3千人)(9)イタリア(約25万人)
(10)オーストラリア(約22万4千人)-となっている。
日本は10、11年の7位から12~14年に5位、
15年は4位と徐々に上昇。
外国人流入者は5年間で約12万人増えた。
15年の日本への移住者のうち、国・地域別で
1万人を超えたのは、多い順に中国▽ベトナム
▽フィリピン▽韓国▽米国▽タイ▽インドネシア
▽ネパール▽台湾-だった。
政府はこれまで、建前上は労働移民の存在を
認めてこなかった。
現実には途上国からの留学生を含めた外国人労働者
が欠かせない存在となっており、生活者として受け入れ
て支援する共生政策の充実が求められている。
=2018/05/30付 西日本新聞朝刊=
【転載終了】
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日本が移民大国という事実は知りません
でした。
犯罪抑制のためにも移民対策は早急に
必要ですね。
英国のEU離脱もドイツを中心とするEUの
移民政策への不満だったと思います。
確か、ブルーカラーの仕事が奪われてしまい、
その不満からの離脱だったと記憶していますが?
安倍政権のような単純な考え方で移民政策を
推進するのには不安が残ります。
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