露骨な官尊民卑・・・神戸製鋼の強制捜査で見えた検察の正体

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■露骨な官尊民卑…神戸製鋼の強制捜査で見えた検察の正体

 2018年6月6日


 官尊民卑の検察だ――。

神戸製鋼所の品質データ改ざん事件で、

東京地検特捜部と警視庁は5日、

虚偽表示容疑で品川区の東京本社や

製造所など関係先5カ所を家宅捜索した。

特捜部などは任意で調べを進めていたが、

全容解明には強制捜査が必要と判断。

不正の動機など実態解明に鼻息が荒い。

大阪地検が、文書改ざん問題で、

佐川前国税庁長官らを不起訴にしたばかり

のタイミングで、民間会社への強制捜査。

立憲民主党の枝野代表は

「官尊民卑の検察なら、いらないと言わざる

を得ない」と語った。


 神戸製鋼の不正が明らかになったのは

昨年10月。

国内4カ所の工場で生産したアルミと銅製品

で検査データを改ざんして出荷していた。

その後、鉄鋼製品などでも同様の不正が

あったことが次々と発覚した。


 神戸製鋼は発覚直後に元検事らの弁護士

で構成される外部調査委員会を設置。

今年3月に、改ざんされた製品が国内外688社

に出荷され、5人の執行役員や元役員が改ざん

を黙認、指示をしていたことや不正が遅くとも

1970年代には行われていたことを報告。

4月には、川崎博也会長兼社長が引責辞任した。

それでも、強制捜査を食らったわけだ。


■佐川氏不起訴とは大違い


 一方、大阪地検は先週、森友問題に関して

背任などでの告発に対し、佐川氏らに対して

任意で話を聞いただけ。

財務省の調査報告すら見ずに38人全員を

不起訴にした。

財務省の調査も身内のお手盛りで、肝心の

記録は欠落しまくり。

不正の動機すら不明のデタラメ調査だ。

しかも、麻生財務相は居座り続けるつもりだ。


 「財務省の改ざんも民主主義の根底を破壊

する大問題です。しかし、検察は安倍政権を

敵に回すつもりはない。対財務省が不発だった

分、神戸製鋼に対して、徹底捜査することで

ちゃんとやっているところを見せたかったの

でしょう」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)


 検察も国民そっちのけの薄汚い行政組織

だったということだ。


【転載終了】

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 法務省も情実人事でアベ友を据えていま

すので、元々CIAの飼い犬と言われている

検察ですからなんでもありでしょう。


 安倍政権が経済・司法・行政の全てを壊して

しまいましたね。


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