新潟知事選 与党陣営「ニセ文春報道」で選挙妨害疑惑浮上
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■新潟知事選 与党陣営「ニセ文春報道」で選挙妨害疑惑浮上
2018年6月11日
自公支持の花角英世氏が辛くも勝利を
収めた、10日の新潟県知事選。
立民など野党6党派が推薦した池田千賀子氏
との大激戦にやきもきしていた安倍政権も
ホッとしただろうが、能天気に喜んでいられると
思ったら大間違い。
選挙期間中に花角陣営が池田氏の“ニセ醜聞”
を拡散した選挙妨害の疑いがあるとして、
公職選挙法に抵触する恐れが指摘されている
のだ。
問題行為を指摘されているのは、投開票を
4日後に控えた今月6日。
自民党の地方支部が新潟県三条市で緊急
議員会議を開催。
自公の三条市議や県議が出席し、選挙戦に
ついて話し合った。
その席で、花角氏の支援団体「県民信頼度
ナンバーワンの県政を実現する会」の
長谷川克弥代表代行が
「(池田氏について)文春(報道)が選挙後に
出るようだ。また下半身の話だ。そんなこと
になったら、また選挙になるではないか」と
発言。
すると、地元紙「三條新聞」(6月7日付)が
〈自民党三条支部緊急議員会議 文春が選挙後
にまたの話も〉という見出しで、発言内容を紹介
したのだ。
しかし、この話はデタラメ。
しかも、池田サイドは文春から取材も受けて
いなかったという。
要するにヨタ話だったワケだ。
こんな話を選挙期間中にわざわざ記事にする
メディアもどうかしているが、問題は、地元政界
関係者やメディアが同席する公の場で、花角
陣営が対立候補の醜聞が週刊誌報道される、
などと踏み込んだことだろう。
公職選挙法は〈当選を得させない目的をもつて
公職の候補者又は公職の候補者となろうとする
者に関し虚偽の事項を公にし、又は事実をゆが
めて公にした者〉に対し、4年以下の懲役、または
100万円以下の罰金に処すると規定。
すでに地元では、花角陣営の行為が公選法に
問われるのではないか、との声が上がり始めて
いる。
ジャーナリストの横田一氏が長谷川代表代行
に発言の真意を聞くと
「ツイッターで流れていた話を基に発言したが、
情報を拡散する意図はなかった。新聞社には
抗議する」と言い、一方の「三條新聞」は、
横田氏が「虚偽(ウソ)の情報をそのまま記事に
したのではないか」と問いただしたのに対し、
「発言をした当人に聞いて欲しい」と答えたと
いうからムチャクチャだ。
選挙に勝つためなら、ウソをついても平気の平左。
アベ化の腐臭が地方にも拡大しているようだ。
(取材協力=ジャーナリスト・横田一氏)
【転載終了】
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安倍政権になってからなんでもありですね。
ここでも、安倍化ですか。
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