協賛金支出でトップに 「五星紅旗」ロシアW杯での存在感

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】

日本が見ようとしない中国経済の真実より


■協賛金支出でトップに 「五星紅旗」ロシアW杯での存在感

 2018年6月27日


 ロシアW杯で日本代表が世界の強豪国

相手に健闘し、大いに盛り上がっているが、

「中国代表」も大活躍である。

えっ、中国は出場していないのでは?


 実は選手こそ出場していないものの、

中国企業や中国製品は連日、ピッチに顔を

のぞかせているのだ。


 FIFA(国際サッカー連盟)のスポンサーに

名を連ねるのは7社。

数年前まで「中国の不動産王」として君臨して

いた大連万達集団(ワンダグループ)が活動

全般を支援する「パートナー」に、世界6位に

躍進したスマホメーカーのVivo、家電メーカー

の海信集団(ハイセンスグループ)、

乳業メーカーの蒙牛(メンニウ)がロシア大会を

支援する「W杯スポンサー」である。

蒙牛のこってりしたアイスクリームは、

各スタジアムで大人気だ。


 アジアなどに限った「地域サポーター」として、

電動バイクの世界的メーカーにのし上がった

雅迪集団(ヤディアグループ)、男性ファッション

ブランドの帝牌商務正装(ダイキング)、

天津の新興VRメーカーの指点芸境(フィンガーアート)

が入っている。その多くは契約額が非公表だが、

「中国企業合計で8億3500万ドル(約932億円)

に上り、協賛金全体の3分の1を占めた」との報道も

出ている。


 いずれにしても合計金額で、2位のアメリカを

抑えて「優勝」は間違いない。


 放映権に関しても、中国中央電視台(CCTV)、

中国移動(チャイナモバイル)、優酷(ヨウクー)、

網易(ワンイー)、騰訊(テンセント)の5社が、

テレビやスマホなどで莫大な金額を支払っている。


 「さらに、W杯の公式サッカーボールは、広東省

東莞で製造しています。記念コインは、江蘇省

南京の造幣工場で製造。オオカミをモチーフにした

公式マスコットの『ザビワカ』も、孚徳(フードウ)と

いう浙江省杭州の工芸品メーカーの商品です。

ちなみにW杯期間中、会場となる各都市のレスト

ランに向けて、中国で養殖した10万匹のザリガニ

まで供給しています」(中国の経済紙記者)


 これも中ロ蜜月のなせる業だ。

中国はロシア最大の貿易相手国で、昨年は

869億ドル(約9・5兆円)に上る。

だが、中国企業がW杯に熱を上げる理由が

もうひとつある。


 「習近平主席が全試合を見るほどの『球迷』

(チウミー=サッカーファン)だからです。各企業

は習主席の覚えめでたくなろうとしているのです」

(前出の経済紙記者)


【転載終了】

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 中国の世界戦略は着々と進行して

いるようです。


 すでに、アジアの覇権は中国が握った

ようなものなのかもしれませんね。


 アメリカも中国抜きではアジア外交は

進まないのでしょう。


 そういう面でも、アジアとの協調をおろそか

にした安倍政治の失政と言えるでしょう。


 日本よリ一足はやく、独裁体制完成ですかね。


LC=相棒's のじじ~放談!

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