北の人権問題は非核化達成後に 米国務長官見通し
2018年6月25日 東京新聞
【転載開始】
■北の人権問題は非核化達成後に 米国務長官見通し
【ワシントン=共同】
ポンペオ米国務長官は、米朝首脳会談で
完全非核化に合意したが、北朝鮮の人権問題が
置き去りになったとの指摘に関し、北朝鮮非核化
が米国の最優先課題で、人権問題に本格的に
対処するのは非核化実現後になるとの見通しを
示した。
二十三日放映のMSNBCテレビのインタビューで
語った。
ポンペオ氏は「金正恩朝鮮労働党委員長や父、
祖父は過去何十年も、核計画で体制の安定と
安全が得られると信じてきたが、われわれはその
考えをひっくり返した」と指摘。
「核兵器はかえって体制への脅威となり、核放棄が
北朝鮮の明るい未来への道だと金氏を説得できた」
と述べた。
さらに「北朝鮮が検証を受けながら完全非核化し、
米国が安全を保証する取引」の合意に向け米朝が
協議中だと説明。
北朝鮮が核放棄を約束してはほごにしてきた過去の
交渉と「今回は恐らく違う」と非核化実現に自信を
示した。
トランプ政権が人権問題を重視する立場は変わら
ないとしながらも「米国への最大の脅威である北朝鮮
の核が、真っ先に対処するべき課題だ」と述べた。
【転載終了】
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米朝会談での「拉致問題」は、
トランプが「話はしたよ」、金正恩は「わかった」、
というだけで、アクションを起こすつもりはない、
ということでしょうね。
これだけで、安倍首相は米国に数十億ドルの
投資を約束したということでしょうか?
愚かです!
他方、週刊文春(7月5日号)で、飯島勲内閣参与
がメディアを叱っているとのこと。
米朝首脳会談の後は日朝首脳会談だと言わん
ばかりに報道しているが、はっきり言っていばらの
道だと。
北朝鮮から見て日本は外されている国だと指摘。
さらに、北朝鮮国営放送が拉致問題は解決済み
だと流したと思ったら、ついに6月26日に北朝鮮大使
がジュネーブで開かれた軍縮会議の演説の中で、
日本は米朝首脳会談合意後の作業に口を挟むな、
と批判したそうです。
北朝鮮は拉致問題を協議する気はないようですね。
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