岸田首相はNATO首脳会議“常連化”にルンルン・・・
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■岸田首相はNATO首脳会議“常連化”に
ルンルン・・・
「核なき世界」実現どころか軍拡
まっしぐら
公開日:2023/07/12
「被害状況を見極めた上で」と言いながら
結局は予定通りに外遊(リトアニアに到着
した岸田首相と裕子夫人)
/(C)共同通信社
九州北部を襲った記録的大雨による甚大
な被害が広がる中、岸田首相は11日、欧州
訪問に出発した。
14日まで3泊4日の外遊だ。
前日は「明朝、被害の状況を見極めた上で
判断する」と厳しい表情を浮かべていたが、
結局は予定通り。
NATO(北大西洋条約機構)首脳会議など
に出席するため、裕子夫人を伴ってニヤ
つきながら政府専用機に乗り込み、羽田
空港から飛び立った。
NATO首脳会議に出席するようになった
日本の首相は岸田首相が初めて。
ウクライナ侵攻を仕掛けたロシアと、
覇権を強める中国の連携に対抗するとの
名目で昨年、同じく米国の同盟国である
韓国、豪州、ニュージーランドとともに
「パートナー国」としてお呼びがかかった。
2年目となる今回は、第2次安倍政権下の
2014年にNATOと結んだ「国別パートナー
シップ協力計画」の改定で合意する見通し。
サイバーや宇宙、人工知能(AI)兵器など
の安全保障に関する連携を盛り込む予定だ。
その後はリトアニアからベルギーに飛んで
EUとの定期首脳協議に出て、新たな閣僚級
の安保協議の枠組み創設を協議するという。
出発前に取材に応じた岸田首相は
「韓国、ウクライナ、リトアニア、ベルギ
ーなどと2国間会談、AP4(アジア太平洋
パートナー=日韓豪ニュージーランド)と
の首脳会合、バルト3国首脳との会合を行
うことを考えている」などと、国際舞台
でのリーダーシップを強調。
昨年末の安保3文書改定で敵基地攻撃能力
の保有や防衛費倍増を閣議決定し、
安保戦略を大転換させた岸田首相が
「安倍さんもやれないことをやった」と
高揚していたのは知られた話だが、
この男の対抗心はちょっと異様だ。
「安倍元総理の一周忌法要に参列した
岸田総理は『ひとり悩む時に安倍元総理
の言葉を思い出す』とあいさつし、『総
理になったんだから信じる道をまっすぐ
進めばいい』と言われたと紹介するなど
殊勝な態度でしたが、『安倍超え』が
本音ですよ。『これをやったら、安倍さ
んはどう思うかな』と不敵な笑みを浮か
べることがあるとか。安倍元総理の悲願
だった憲法改正、拉致問題解決に向けた
岸田総理の意欲は通り一遍ではなさそう
です」(官邸事情通)
8月下旬にはワシントンで日米韓首脳
会談が開かれる予定。
眼目は米韓の「核協議グループ」に日本
も加わり、核抑止力を強化するともっぱら
だ。
広島が地元だとアピールし、
「核なき世界の実現がライフワーク」と
言いながら、広島原爆の日や終戦記念日
を必ず迎える夏に軍拡まっしぐら。
外遊で政権浮揚なんて冗談じゃない。
【転載終了】
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対抗心の強い人は利用されやすい
んですよね。
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