安倍首相を悩ませる 金正恩の「拉致問題」への対応一変

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■安倍首相を悩ませる 金正恩の「拉致問題」への対応一変

  2018年7月21日


 安倍官邸は内心、困っているのでは

ないか――。

「拉致問題の解決」を最重要課題に

掲げている安倍首相。

これまで北朝鮮は「拉致問題は解決済み」

という態度だったが、ここにきて一転

「拉致について日本に説明する」と態度を

変えている。

北朝鮮の変化が安倍を窮地に追い込む

のではないか、という見方が広がっている。


 金正恩朝鮮労働党委員長は昨年、

「拉致問題は取り上げず、対話せず、交渉も

するな」という“特別な指示”を関連部署に

出していた。

ところが突然、「2014年のストックホルム合意

に基づく調査結果を改めて日本側に説明する

ように」と指示したという。

今月中旬、韓国の拉致被害者家族会の代表が

明らかにした。


 安倍周辺が危惧しているのは、「調査結果の中身」

と「トランプリスク」だ。


 ストックホルム合意に基づいて2014年、

特別調査委員会を設置した北朝鮮は、

日本側に「調査結果報告書」を渡そうとしたが、

日本は受け取りを拒否したと報道されている。

とても日本側が納得できる中身ではなかった

からだとみられている。


 朝鮮半島問題に詳しいジャーナリストの

太刀川正樹氏が言う。


 「まだ帰国していない政府認定の拉致被害者は

12人います。調査結果を改めて日本側に説明

するとしている北朝鮮は、以前、日本に渡そうと

した調査結果と同じものを提出する可能性が高い。

問題は、その時、日本政府が“調査結果は信用

できない”と受け取りを拒否するかどうかです。

安倍首相はトランプ大統領に、“拉致問題”に

ついて金正恩委員長に伝えて欲しいと依頼し、

トランプ大統領も伝えています。事実上、トランプ

大統領が“仲介役”になっただけに、受け取りを

拒否できるかどうか。受け取ったら北朝鮮の調査

結果を事実と認めることにもなりかねない。

安倍首相は悩ましいはずです」


 横田早紀江さんは、きのう(19日)、

「めぐみちゃんら全員が生存して誰ひとり欠ける

ことなく帰ってくるのは難しいかもしれない」と

苦しい心情を打ち明けている。

安倍は、どうするのか。


【転載終了】

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 金正恩の方が一枚も二枚も上手という

ことでしょう。


 確かに、トランプに頼ったのはもろ刃の剣

でしたね。


 トランプもやられた感がしますものね。


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